やばっ後学校少しで着くのに
忘れ物したの今気がついた、、
そこらへんの所で買うか
ドンッ
『いたっ』
〔っ〕
『あ、ごめんね?急いでるから、またね』
つ、疲れた-
何とか間に合った、、
〈なぁ、天野さん〉
『はい?』
あ、えと、隣の”北くん”だっけ?
『どうしたの?北くん』
〈消しゴム、落ちてたで〉
『あ、本当だ』
『ありがと北くん。』
〈困った時はお互い様やで?〉
あんまり喋ったこと無かったな
結構優しい人だったな。
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「ゆみちゃん!」
あれ、ここ3階だよね、?
『どうしたの?』
「なんか、友達がゆみちゃんの写真持っとったし、朝ぶつかった言うんや」
ん、どういう事
写真は意味がわからない、、
〔こんにちは?〕
〔朝ぶつかって、
可愛いなと思ったんで写真撮りました〕
あ、あの子か
最後の一言は、、気にしないでおこう
『朝はごめんね』
〔大丈夫です〕
〔俺も悪いんで〕
〔侑と仲良くしてるらしいんですけど、
俺とも仲良くしてくれません?〕
新たなメンツ、、
『うん。仲良くしよ』
〔ありがとうございます〕
〔俺、角名倫太郎です〕
『角名くん、よろしく。』
『天野ゆみです』
〔こちらこそ、よろしくお願いします。
天野先輩〕
「なぁ、ゆみちゃん」
『何?侑くん』
「俺以外の奴に惚れんといてな」
どんどん侑くんの背中が遠ざかって行く
私が他の人に惚れる前に
侑くんが私の事を惚れさせればいい話
でも
侑くんは私を惚れさせられるかな。
北 信介
稲荷崎高校3年
角名 倫太郎
稲荷崎高校2年