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稀灯 夏成🩵🍸
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「こさめ、お湯とか持ってきてもらったけどお風呂入れてやった方が良さそうだ。」
「そうだね、雨の中外いたんだよね?」
「あぁ、だいぶ身体が冷えちまってる」
「今なら暖めたばっかりだから、まだ暖かいよ」
「こさめ一緒に連れてって入ってきてくれるか?」
「うん!任せなさい( *¯ ꒳¯*)」
「え…お…ふろ?カタ:(ˊ◦ω◦ˋ):カタ」
俺とこさめが話してるのをじっと聞いていたすちが、そう呟いて体をカタカタと震わせ怯えた表情をした。
「どうした?お風呂いやか?きらいか? 」
「おふろ…つめたい…いきぐるしい…こわい…ポロ」
やっぱり前の主人のところでなにか酷い目にあっていたのだろう。そう思わざる負えない怯え方だった。
(まぁ…あんな首輪もついてたしな…)
「大丈夫だよ(*´˘`*)こさと入ろ?」
「へ…?」
状況を察したのか…なにかあると感じ取ったのか…こさめが、すちの手を優しく取って怖がらせないように…優しく微笑んだ。
「で、でも…ポロ」
「すち…ちゃんであってるかな?」
「( . .)“コク」
「こさがなにか怖いことしたら、こさのこと引っ掻いていいし、殴ってもいいよ。」
「え…?」
こさめの提案にぽかんとした顔をしながら、まだ、なにか言いたそうに口をもごもごとさせる。
「すち…大丈夫だ。身体を綺麗にするだけ。怖いことは何もないよ。」
頭を優しく撫でながらいう。
「ほ、ほんとに?こわ…いこと…しない?」
「約束する。絶対しない。」
「いたい…ことも?くるしい…ことも?」
「うん。絶対。」
「こさめ、頼んだぞ。なんかあったらすぐに教えろ。」
「わかった!」
そう言って、すちの手を握って部屋を出ていく。
|*・ω・)و゙ コンコン
「らん、俺らだけど。」
「ん。いいよ。」
こさめたちと入れ違いで、いるまたちが入ってきた。
「今こさめとすれ違った。風呂入れてくるって。」
「あぁ。身体がだいぶ冷えちまってて…」
「俺ら見て、異常なくらいに怯えてたけど…なんかあったんか?」
「…わからん。ただ…すちの主人だったやつがだいぶクソだった。ってことだな」
「すち?あぁ…あの子か。」
「まぁ…あんな首輪をつけてたぐらいだしな。」
「首輪?」
「うん。あれはひでぇ。多分…遠隔で操作できるやつで…ボタン一つで電流とか首が締まるくらいのなにかしらの拷問器具みたいなもんだな。」
「そんなんついてたんや…酷いなぁ」
「どこから来たとか聞いたか?」
「まだ…でもこれは憶測だが隣の国だろうな…」
「なんでそう思った?」
「隣の国の第1王子がこの間のパーティーで自慢のように“うさぎの獣人”を手に入れたとかほざき腐ってたからな。」
「最近だと…うさぎの獣人は、めずらしい希少種だからな。」
「もう…いないに等しいしな」
そんな話をしながら、これからのことについての話をまとめ終え、すちとこさめが戻ってくる前にベッドのシーツを変え、自分もお風呂へと入った。
次回♡×100!
コメント
1件
読了しました🌷 すちちゃんの「おふろ…つめたい…いきぐるしい…」のところ、心臓がぎゅっとなりました。前の主人のところでどれだけ怖い思いをさせられたのか想像するだけで辛いですね……。でもこさめが「引っ掻いていいし、殴ってもいいよ」ってすべての拒否権をすちに預けるような優しさを見せてくれて、じんわり温かくなりました。「約束する。絶対しない。」の一言に、こさめの誠実さが全部詰まってる気がします。お風呂場のシーン、直接描かれてなくてもふたりの信頼が伝わってきました。次回、楽しみです🤍