【熱が治った雪子は野原に遊びに行った。そこには、弓子がいた。】
「ごめん弓子ちゃん。熱で来られなかったの実は弓子ちゃんに話さなきゃならない話があって。」
「私もだよ雪子ちゃん。雪子ちゃんの方からどうぞ。」
(といいながら、雪子を手で指した)
「うん。」
「実は、私達双子だったんだよ。熱の時、お父さんから聞いたの。この写真弓子ちゃんだよね。」
(写真を弓子に差し出した。)
「うん。」
「やっぱりそうね。」
「お父さんが言ってたの。別れたお母さんと双子の子の成長写真を送り合ってるって。」
(雪子がそう言うと、弓子も慌てて、いいだした。)
「私も同じ!」
(雪子と同じように写真を取り出した)
「私達双子だったんだね。」
「うん。そうだね。」
(雪子が「うん。そうだね。」と相づちを打った)
「でも何だか嬉しいよ私達、姉妹だよ雪子ちゃん。」
「う…うん」
(雪子は、少し遅れて返事をした。何だか弓子が怖かったからだ)
「ね…ねぇ。弓子ちゃん。」
「ん?何?」
「私達、お互い家族って分かったところだから。呼び方変えない?」
「いいね!」
「私は、雪子って呼ぶね!」
「わっ私は、弓ちゃんって呼ぶね。」
「で…どっちが双子のお姉ちゃんなの?」
(と、弓子が聞くと。)
「お父さんから聞いた所、弓ちゃんだって。」
「私がお姉ちゃんかー。実感わかないや。wwww」
「wwww」
「明日、雪子の家に遊びに行っていい?」
「いいよ!」
「約束だよ!雪子!」
「うん!弓ちゃん!」
つづく
【明日、雪子はどうなるのでしょうか。】
コメント
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急に文字を太くしたりデカくしたりすると怖さ増す... (・∀・)イイネ!!