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(レイナ)
拓也!私も地上で戦わせて!
(拓也)
バカ!なんで戻って来たんだよ!!
……と言いたい所だけど宇宙部隊が到着して
今はなんとか……それよりやっぱいてーわ(泣)
薬箱と水頼めるか……
(レイナ)
やっぱり来て良かったじゃない!
そんなケガで戦えるわけないでしょ
ちょっと待ってて
今取ってくるから!
レイナは地上の対策本部のテントへ向かった
(隼人)
!!!レイナ!
どうして上に来てるんだ!危険だ!下に戻るんだ!
(レイナ)
隼人隊長…もう地下の食料が底をついて
子供の為にシェルターを飛び出して行った
ご両親達が次々と亡くなっているのを
黙って見ていられないんです。
(それにわたしお父さんと約束したの……)
だからお願いします!許可して下さい!
(隼人)
…………
わかった。今は宇宙から応援部隊が来て少し
優勢だ!無理はするな!
(隼人)
なんだ⁉︎
(レイナ)
おかしいわ!あっちはシェルターの入り口!
何があったのかしら……
2人はシェルターの入り口へと向かった
シェルターの入り口は無事だったが
すぐ近くに見た事もない小さな宇宙船?とも言えない
なんとも妙な機械が落ちていた
(隼人)
なんだコレは⁈
宇宙怪獣達にこんな知恵は無い筈だ
何かが変だ!
あいつら今までは、ただ暴れて破壊するしか知能が
なかった筈なのに…
地下への入り口は絶対に見つかる訳ないんだ!
しかもこれは人間並みの、いや、それ以上の…
こんな装置見たこともない……
地下が心配だ!降りてみよう!
もしかしたら宇宙怪獣を送り込んでいる
別の敵がいるのかもしれない…
隼人とレイナは地下階段を降りて行った
(彩女)
レイナ!!……?
(と、誰?このまるで少女マンガから飛び出してきた
王子様みたいな顔面の人は…)
私の心の声が聞こえたのかと思うくらい
絶妙なタイミングでレイナが説明を始めた
(レイナ)
彩女!この方が宇宙ステーションで指揮をとっている
隼人隊長よ。
応援に来てくれたの。
(隼人)
君が彩女ちゃん?地下でケガ人はいないかい?
(私の心臓の音…聞こえるんじゃないかってくらい
近いわよ(汗)こんな綺麗な顔面のお方が
成績トップで戦士の隊長だなんて!!!
どちらかと言うと守られる側ってくらいスリム
じゃない!)
(彩女)
あっあ…!!あのですねっ
地下は大丈夫でしたけどかなり大きな音でしたね。
何があったんですか?
(隼人)
彩女ちゃん!レイナから噂は聞いてるよ
君は勇気があるし信用出来るって!
追加食料を持って来たから皆さんに配って
あげてくれないかな?
(彩女)
(ちょっと〜また私ー⁈もう恥ずかしくてイヤ〜)
わ、わかりました。
(もう〜レイナったら余計な事を〜)
(隼人)
レイナ!一緒に来てくれ!
隼人とレイナは市民の方達が休憩している部屋から
離れた部屋で深刻な話をしている
(隼人)
さっきの装置、上で調べて貰って連絡が来たんだけど
爆発の危険は無いそうだ。
なら何故シェルターの入り口目掛けて
降って来たのか謎だったんだ…
あの装置が降って来てから知能の低い宇宙怪獣達は
装置に導かれるように装置めがけて向かって
来たらしい。
もうほとんど倒していたから今は危険がないが
あの装置がある以上、今まであちこち無鉄砲に
破壊していた怪獣達がシェルターの真上に
集中して集まってくるって事だ…
知能の高い別の種の宇宙人が宇宙怪獣を使って
地球人を全滅させようとしてるとしか考え
られない……
(レイナ)
そんな!地球の戦士達は新たに鍛えるには
1年はかかるわ!戦える人が足りないわ……
(隼人)
大丈夫だ!宇宙ステーションの
管理職の人間以外は皆こちらに向かってる
しばらくは地球、宇宙部隊全員体制で地球を守る!
(レイナ)
あーーっ!拓也放置しっぱなしだわっ
早く届けてあげな……きゃ……
(隼人)
レイナ!!
レイナは目まぐるしく地下と地上を
行ったり来たりして疲労のピークと
宇宙からの応援が来る事を聞いて安心したのか
倒れてしまった
今は少し寝かせてあげようと隼人はベッドに
レイナを運んで上へ上がり
レイナの代わりに拓也に薬箱と水を届けた。