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ー注意ー
名探偵コナンの二次創作です。
赤と黒のクラッシュあたりのネタバレがあります。
私がこうだったら良いなと思って勝手に予想して作った物語なので、原作とかけ離れた部分があるかもしれません。
「ねぇ…」
「ちょっと話しない?」
「フン…奴らを迎え撃つ策ならまだ思案中だが…」
「でもさーボク、赤井さん見てて思ったよ!」
「もしかしたらボクと同じ事、考えてんじゃないかって!」
「ホー…それは是非聞かせて欲しいな…」
「赤井さんも思ってるでしょ?CIAの諜報員である水無怜奈さんを組織に引き渡せば…組織の情報を手に入れる事が出来るかもしれないって!」
「……」
「そしてこうも思ってるよね…」
「FBIの手に堕ちた水無怜奈さんを組織にもう一度信用させるには…組織にいた事があって組織から追われている自分を殺させる必要があるとも…」
「ボウヤがそのつもりなら…作戦会議と行こうじゃないか」
・・・・・・・・・・・・
「私が組織に舞い戻るのは良いわ…父の死を無駄にはしたくないから…」
「でも貴方はどうやって私に殺された事にするの?組織が信用の足らない私に命令するとは思えないけど?」
「あんたがFBIの管理下にいたと組織に言えば、あんたの監視と調査を兼ねて、俺の抹殺を命令する事は目に見えている…」
「そしてジンは自分の意に反する人はすぐに殺してしまうクセがあるでしょ?」
「赤井さんが奴らの前に現れたら、ジンはすぐに赤井さんを殺そうとするハズだよ…」
(オレに薬を飲ませた時も、オレを捕らえて吐かせることはしなかった…それにピスコの時もすぐに撃ち殺したらしいしな…)
「あら、君は何故そこまでジンについて詳しく知っているのかしら?」
「そ、それはまぁ…前に色々あって… 」
「色々ねぇ…?」
「まぁ、再び無事に組織に潜り込むことが出来たら連絡をくれ。」
「俺を呼び出す場所は、夜になると車の通りが少なくなる…来派峠だ。」
「来派峠のどの辺りにするかはあんたに任せる…」
「ボクも来派峠が良いと思ってたよ!」
「分かったわ。」
・・・・・・・・・・・・
「もしもし?赤井さん…?」
「たった今、水無怜奈から『今夜19時来派峠の7つ目の左カーブを抜けた先』というメールが届いた。」
「行くんだね…」
「心配するな…ボウヤが授けてくれたこの作戦…失敗に終わることは無い…絶対にな…」
「いつか、ボウヤが赤井秀一を生き返らせてくれる時を…待ってるさ。 」
「うん…!絶対に生き返らせるから…頑張って…」
「あぁ、それと…1つお願いがあるんだが…」
「どうしたの…?」
「ボウヤの言う…全てが解決した後に…今から送るものを俺に送って欲しいんだ…」
「えっ、それ…どういう意味…?」
「赤井さん!?」
ツー…ツー…ツー…
「あ…切れちゃった…」
ピロリン♪
(メールか…)
(見ろって意味か…?)
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大君…
もしもこれで組織から
抜けることが出来たら
今度は本当に彼氏として
付き合ってくれますか?
︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎明美
P.S.
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(大君…?そっか…明美さんと付き合ってた時は諸星大って偽名を使ってたんだったな…)
(でもなんでオレに…?ジェイムズさんも知ってるならオレじゃなくたって…)
ピ…ピ…ピピピピピ…
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P.S.
私が起こす事件のことは
米花町5丁目にある
毛利探偵事務所の
探偵さん達に任せました。
その時になったら
私が知っている
奴らの情報を託します。
そして大君、
志保をお願いします。
貴方が
銀色の弾丸だと信じて…
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(そうか…この前屋上で携帯を見てたのはこのメールを見るためか…)
(赤井さん…明美さんの思いも受け取ったよ…)
(組織の闇を暴き…全てを解決して…絶対にこのメールを赤井さんに送るんだ…!)