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下校時間。俺は一人で歩いている。
「…、おなかすいたなあ。お菓子食べたあい… 」
そんな事を言っているうちに写真を撮られているなんて気付かなくて。
気付かないうちに段々エスカレートしていった。
「ないこくん…、だよね?、」
「、?おにいさんだあれ、?」
知らない人に話しかけられた、お名前だって教えてないよ?ままに怒られちゃうもん。
「お兄さんかあ…♡可愛いねぇ♡♡お菓子あげるよ、?うち来ない?♡」
俺はお利口さん。不審者だから、ついてかない。お菓子につられちゃだめって言ってた。
「おいにさんきもちわるい…、」
そう言って俺はそそくさと帰っていった。
「…ッ、ないこくん♡可愛い゛っ、♡♡♡喋っちゃった…っ、♡♡♡♡♡声も可愛いよぉっ♡♡♡♡気持ち悪いってッ、♡あ゛ぁ゛〜っ、♡♡♡ムラムラしてきた…ッ♡」
後ろがとんでもないことに全然気付かずに。
ある日のこと。
「てーんきはいーのにすすめないー、」
今日も一緒に帰ってくれるお友達がいない。
一人で歌を歌って帰っている。
次の瞬間布を口で抑えられた
「むぅぐ…ッ、う゛ッ、う゛ぅ〜〜…ッ、!!!」
精一杯叫んでみようとしても周りに人はいないし、声が抑えられているから届かない。
車の中へ連れ込まれてしまった。
うっすらと目が空いて、見慣れない天井が見える。何があったのか分からなくて、頭が追いつかなかったけど、なんとなくわかってきた。
「…ここ、どこ……、?」
「ないこちゃん、おきたのぉ…、?♡」
「あんただれ。」
勿論覚えてる。話しかけてきた気持ち悪い人、。
「おれにこんなことして、何なの。きも…、。」
「だめだよないこちゃん、そんなこと言ってもおにいさん逆に喜んじゃう…♡」
なにこいつ、ほんときも。