コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
グリム
「おい!起きろ!!やった起きた!
ずっと気絶したままだったらどう
しようかと思ったんだゾ!
さあ、早く今までの事件は自分が
企てましたと自白しろ」
『んん』
レオナ
「なに、なんだって?」
クロウリー
「キングスカラーくん。貴方は
ブロットの負のエネルギーに取り
込まれて暴走し、オーバーブロット
してしまったのです。覚えて
いませんか?」
レオナ
「この俺が暴走して、
オーバーブロット?嘘だろ…」
グリム
「そんなことより、マジカルシフト
大会がもう始まっちまう。お前が
自白してくれねーと、オレ様がご
褒美に試合に出してもらえねぇんだぞ」
レオナ
「あァ?なんだそりゃ?」
ジャック
「こいつら、マジカルシフト大会に
出して貰うことを条件に
先輩たちを追ってたんス」
ラギー
「えぇ?そらそんなことの
ためにっスか?」
グリム
「そんなことぉ!?だったら
お前らだって損なことの為に
怪我人までだしたんだゾ」
ラギー
「うっ、そ、それはそうっスけど」
クロウリー
「今までの連続傷害事件は君達が
やっていたということで間違い
ありませんね?」
レオナ
「あぁ、そうだ」
クロウリー
「分かりました。ではまず、君達
サバンクロー寮は今回の大会を
失格とします
そして、今後の処分については
被害者の皆さんと話し合った上で
決定します。いいですね?」
レオナ
「分かった」
リドル
「学園長、待ってください」
クロウリー
「ローズハートくん?
それに皆さんは確か」
リドル
「はい。彼らは今回の
事件の被害者です」
トレイ
「学園長、俺達被害者全員から
お願いがあります。今回の大会、
どうかサバンクロー寮を失格に
せず出場させてくれませんか?」
クロウリー
「なんですって?つまり
彼らを許すと?」
ジャミル
「いいや、許すわけじゃない」
トレイ
「サバンクロー寮に欠場させると、
きがねなく仕返しできないからな」
ラギー
「え、えぇっ!?」
ジャック
「仕返しだと!?」
リドル
「学園内で魔法の私闘は
禁止されているからね」
トレイ
「マジカルシフトなら、れっきと
したスポーツだろ?ただし、別名・
魔法力を全開で戦うフィールドの
格闘技だけどな」
ハーツラビュル寮生
「ああ。お前達に一発お見舞いして
やらねぇと気がすまねぇ」
ポムフィオーレ寮生
「いざ決闘だ!手袋を拾いたまえ!」
ジャミル
「何があったかは知らんが、サバン
クロー寮生の方が俺達よりボロ
ボロみたいだしな」
トレイ
「犯人が分かった以上、むしろ
俺達が恨みを晴らすのにマジカル
シフト大会は好都合、ってこと」
ケイト
「レオナくん、前に自分で言ってた
じゃん?試合中の攻撃は校則違反
じゃないって」
サバンクロー寮はマジカルシフト
大会への入場許可を貰い、ラギー達は
ラギー
「俺、あんたのこと許した
わけじゃねーからな」
レオナ
「あァ、そうかよ」
ラギー
「でも、なんでっスかね。そんなふうに
情けない顔したアンタは、見たくねー
なって思っちゃうんスよね
アンタはいつもみたいにふんぞり
返ってニヤニヤしてるほうがお似合い
っス。こんなん風に!そら
ラフウィズミー
《愚者の行進》」
レオナ
「 (いって! おいテメェ、 ラギー)
ひっってぇ!おいふぇめぇ、らふぃー!」
ラギー
「 (オレ、 1回アンタに)
シシシッ!おふぇ、いっふぁいあんらに
(これやってみたかったんス)
これやっれみたふぁったんっふ」
レオナ
「 (今すぐやめろ!)
ひまふぐふぁめろ!」
ジャック
「何やってんだ、あんたら。フッ」
『ん、ジャック笑ったか?』
ジャック
「べ、別に笑ってねぇ。あんた達には
世話になった。おかげで俺もやっと
本気を出して戦える」
リドル
「ここからは敵どうしだ
手加減はしないよ」
ジャック
「望むところだ!」
グリムは、学園長が無理だと
思っていたようで、エキシビション
マッチで特別参加枠目立つとならと
グリムは承諾したが、次は人数と
対戦相手がいない問題
エース
「話は聞かせてもらったぜ」
デュース
「その助っ人の件、僕達が請け負おう」
リドル
「何を言ってるんだい?君達はハーツ
ラビュル寮の所属じゃないか」
エース
「大会のルールに他の寮のチームに
入っちゃいけませんなんて書いて
ねーもん」
トレイ
「ははっ!そんなこと考えたことも
なかったけど、そう言われれば
書いてないな」
ケイト
「何それ、面白そう!俺も
グリちゃんのチーム入りたいな〜」
リドル
「ケイトはうちのレギュラー
メンバーだろ!?」
ケイト
「ちぇっ」
エース
「先輩達の試合応援するだけなんて
つまんないし、どーせなら試合
出たいじゃん」
デュース
「僕はコイツと違いますよ!
純粋に友人を助けたいだけです」
レオナ
「対戦相手がいねぇなら、俺達
サバンクロー寮が相手になるぜ」
グリム
「ふなっ?お前らが?そう言えば、
レイはどうするんだぞ?」
「「!!」」
レオナ
「強いのは分かるが、雑魚を相手に
してるのしか見たことねぇな」
ラギー
「レオナさん、もしかして?」
ジャック
「オレもレイと戦ってみたかったんだ!」
エース
「レイが仲間のは心強いぜ!」
デュース
「俺もレイが良ければ一緒にやりたい」
僕は顎に手をおいた
鬼殺隊と違うとはいえ、久々の実戦
『いいだろう。負けても知らないが』
僕は強いからな
クロウリー
「ホッ よかった。またトレイン
先生に3時間ほど小言を言われる
ところでした
グリムくんチームは助っ人含め5名
あと2名選手を集めれば試合が
できますよ!」
グリム
「オイ、足りてねーじゃねーか!
せっかく他の寮のヤツらまで
チームに入ってくれたのに〜〜!」
ユウ
「うちの寮、他にも誰かいたような?」
グリム
「あっ!そうか!寮生って、寮に
住んでるやつのことなんだゾ」
結果、死人、ここではゴースト
だったか?が、入ることになった
ジャック
「ったく。なんでもありだな
幽霊相手にまともな試合が
できんのか?」
エース
「ま、いーんじゃない?レイは
おいといて、ユウなんて選手なのに
魔法が使えないんだぜ」
デュース
「なんだが、テレビに出ると
思ったら急に緊張してきたな」
クロウリー
「さあ、コロシアムに急ぎましょう」
ジャック
「レイ、行くぞ」
『ああ』
ユウ
「あ、みっ皆待ってよ〜」
その後、監督生の頭にグリムが投げた
ディスクが当たり、監督生が気絶して
しまったが、特に何もなく終わった
レオナ
「はぁ、チッ 結局レイに勝てなかった」
ラギー
「強すぎっすよ。レイの所にいけば
必ずとられ、レイにバトンがいけば
絶対入れられたっス」
ジャック
「悔しいが、さすがだ!」
エース
「当たり前だろ!レイなんだからな!」
デュース
「なんでお前が自慢してるんだ」
グリム
「あっ、ユウ。目が覚めたんだゾ?」
監督生が目覚めた。「みんな心配して
くれたんだ。えへへ///」と妄想
しいていたとは知らない。断じて
知らない。監督生が気絶してる間に
あったことを話していると
赤毛の少年
「あーーっ!おじたん!
やっと見つけた!」
グリム
「ん?なんなんだゾ、この子供」
赤毛の少年
「レオナおじたん!」
レオナ
「あ〜、クソ。うるせぇのが来た」
ジャック
「レオナ、おじ、たん?」
レオナ
「この毛玉は兄貴の息子の
チェカ。俺の甥だ」
「「お、甥〜〜〜〜〜!?」」
『へぇ』
ラギー
「ってことはこれが王位
継承権第一位の?」
チェカ
「おじたんの試合、カッコ良かった!
近藤帰って来たら、僕にもマジカル
シフト教えて!」
レオナ
「わかった。わかったから、耳元で
大声出すな。お前、お付きのやつは
どうした?今頃泡食って探してるぞ」
チェカ
「おじたんに早く会いたくて
みんな置いて来ちゃった。えへへ」
ジャック
「え、っと。レオナ
さんの苦悩の種って」
ユウ
「この、子供?」
グリム
「しかも、めちゃくちゃ
懐かれてるんだゾ」
レオナ
「うるせぇな。じろじろ
見てんじねぇ!」
チェカ
「ねぇねぇ、おじたん!次いつ帰って
くるの?来週?その次?あっ、僕の
お手紙、読んでくれた?」
レオナ
「あー、何度も言ったろ。ホリデー
には帰r 痛っ、おい、腹に乗るな!」
ジャック
「レ、レオナ先輩の腹に
ずかずかと馬鹿乗りに!?」
ラギー
「プッ あはは!こりゃ大物っスわ
レオナさんが実家に帰りたがらないの
こういうことだったんスね」
チェカ
「みんな、おじたんのお友達?」
エース
「くくくっ、そーそー。おじたんの
お友達。ね〜、レオナおじたん!」
ラギー
「お、おじたんってッ!アハハ!
いでで。笑ったら腹に響く〜〜」
レオナ
「てめーら笑ってんじゃねぇ!
後で覚えてろ!」
その頃、ある1室にて
アズール
「本年度のマジカルシフト大会の
売り上げは、前年度に比べて12%
アップですか。上々の結果ですね」
フロイド
「でもさぁ~今回の大会、俺達
ビリから数えた方が早い順位
だったじゃん」
アズール
「そんなもの、最下位でなければ
いいんです。所詮マジカルシフトなど
ディスクを追いかけて犬のように庭を
駆け回るただのお遊び
僕たちオクタヴィネル寮が本気になる
べきフィールドは、そう、期末テスト
です!」
ジェイド
「アズール。早速依頼人から連絡が
今夜ラウンジに直接お話にいらっ
しゃると」
アズール
「わかりました。では特別なおもて
なしの準備を。さて、どんなお願いを
されるのやら。楽しみですね
フフフ……」