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エペル
「やっと期末テスト終わったね!」
『ああ』
ジャック
「ていうかレイ。お前本当に
異世界から来たんだよな?」
『そうだが?』
エペル
「それにしては知識覚えるの、
すっごく早かったよねー!」
『普通にやったと思うんだけどな
だが、リドル達がよく教えてくれる
ようにはなったな』
ジャック
「なぁ、あいつなを名前で読んでた
ように俺達も名前で読んで
くれないか?」
『名前、か?いいだろう』
周りは呼んでいて、こいつらを
呼んでいないのは変だしな
エペル
「え!いいの?嬉しいなあ」
そんな頃、
アズール
「君、何故昨日は呼び出しを無視したん
ですか?ご自分がどういう立場か、
分かってらっしゃらないようだ」
寮生
「き、昨日は、ちょっと
腹の調子が悪くて」
アズール
「本当に?嘘をつくと
ためになりませんよ」
寮生
「本当です!本当に腹が痛くて」
アズール
「ジェイド。彼がもう少し素直に
お話できるようにしてください」
ジェイド
「わかりました。ふふ、そんなに
怯えた顔をしなくても、痛いことは
しませんよ。さあ、こちらを見て
ショックザハート
《かじとる歯》」
寮生
「ひぃっ い、今のは一体!?」
ジェイド
「では、もう1度聞きますね
”昨日貴方は何故アズールの呼び
出しに応じなかったのですか?”」
寮生
「それは、
”もう腹黒インチキ野郎のアズールに
好き勝手こき使われるのが嫌になった
からだよ!腹が痛いなんて、仮病に
決まってるだろ”
って、なんだ!?く、口が勝手に
本音を、あっ!」
ジェイド
「ほう、なるほど。それが貴方の
本当のお気持ちですか」
アズール
「ああ、なんてことだ。とてもショック
です。海の魔女ごとく深い慈悲の心で
もって君の願いを叶えてあげたのに
その僕を、腹黒インチキ野郎です
って?」
寮生
「ご、ごめんなさい!
違うんです、今のは!」
アズール
「フン 取り繕ってももう遅い!
フロイド、出番ですよ」
フロイド
「やっと話終わったぁ?
もうギュッってしていい?」
アズール
「ええ、どうぞ。思いっきりね」
寮生
「ま、待ってくれ!もう1度
チャンスを、ギャーー!!」
アズール
「ふう、まったく。どいつもこいつも
支払いを踏み倒すろくでなしばかりだ
買ったら払う。借りたら返す当然の
ことですよ」
ジェイド
「ええ、おっしゃる通りです」
アズール
「今年はもう少しマトモな人材が
入ってくれればいいんですが」
ジェイド
「ふふふ。期末テストの結果が
楽しみですね」
そんな中、僕は、キングスカラーと
約束していた為植物園に来ていた
入ればそうそう腰に尻尾が巻きついた
『僕を隣に置くの好きなのか?』
レオナ
「…」
『?』
レオナ
「なあ、この前、俺のユニーク魔法が
羨ましいって言ってたが、なんでだ?」
『その力があればもっと多くの人を
助ける事ができた。それだけだ』
レオナ
「そうか」
『キングスカラー、僕は君に1つ言って
おく。1番の苦痛は、絶望は、人生を
いや死に方を選べないことだ』
レオナ
「…なあ、レオナでいい」
こいつは王子。名前で呼べというなら
呼んだ方がいい。それにこいつに逆鱗に
でも触れて、サバンクロー寮の奴らに
絡まれても面倒だ
ラギー
「お、レイじゃないっスか」
その後、ブッチも名前呼びになり、
あれから一週間後の期末
テストが発表される日になった