コメント
4件
いやぁ、、最高…… 連載お疲れ様でした!! 1人1人物語があってその物語を繰り返し(過去の話)を表してくれる、本当に読んでて飽きない作品でした! 番外編も楽しみに待ってます!
雪柊さんの作品、語りかけ度がすごいんですよね…ホント好き。 連載、お疲れ様でした! 皆を見守る感じで読んでました。 番外編、これからの作品も楽しませていただきます!
今日1話から最終話まで見たものです。連載お疲れ様でした!!まじ最高です!!
テスト一週間前やけど、勉強したくなさすきて、ずっと小説書いてます…w
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em side
…こう振り返ると、少し懐かしい気もしますね〜
とりあえずトントンさんもグルッペンさんは、今も昔も、とてもかっこよくて、今でも2人は私の尊敬してる方々です。
zm「エミさん!!!食堂行くで!!」
em「え、な、何故?」
zm「双子組がおらんから、久しぶりに皆でのんびりしようぜ!って事や!!」
双子組とは、シャオさんロボロさん、ショッピくんチーノくんの4人のことなのですが……
どうやら、4人で近くの公園に遊びに行ったようです。
ロボロさんはこの前倒れたばかりなので、少し心配ですが……でも、シャオロンさんがいるなら安心です。
シャオロンさんはロボロさんの事大好きですからね〜笑
双子ではなく、恋人かと勘違いするほどに。
em「分かりました、では行きましょうか」
zm「おう!」
あの時とは見違えるほど、ゾムさんは明るくなった。
今でも時々、昔のことを思い出すようですが、皆さんの愛情により、元気になっていってます。
あの後、私も家を出ることを決め、両親にお話をしに行ったのですが、「あ、そう」だけで終わりました。
最後まで私の事は見てくれなかったのです…
少しは愛されたかったな、なんて……傲慢ですね
…………これから話す事はゾムさんには内緒ですよ?
あの後、お父様は2度、お母様は1度、逮捕されました。
ゾムさんが家を出てすぐに、お母様は自白をしたらしいのです。「子どもを虐待しました」と。
もちろんお父様も道連れに……。
警察はすぐに、ご両親を逮捕、ゾムさんの住所もグルッペンさんの家へと変更されました。
しかし、その逮捕から1ヶ月ほど経った頃、ゾムさんのお母様は亡くなられました。
お父様からの反感を買い、お父様の暴力の末…大怪我を負い、病院に搬送されたのですが、まもなく……だったそうです。
お母様の最後の言葉はゾムさんに対する謝罪だったようです。
ゾムさんに言ってしまえばいいじゃんって話なのですが、実は、ゾムさん、この家にきて数ヶ月の間、自殺行為をしていたのです。
「俺がいたから、あの家庭は壊れた」「俺が産まれなければ良かった」「俺がいたら、周りを不幸にさせてしまう」などなど……
たくさん自分を傷つけて、たくさん泣いて、たくさん叫んで…本当にゾムさんにとって苦しかったんだと思います。
でも、トントンさんやグルッペンさんだけでなく、コネシマさんや大先生の手伝いもあり、なんとか止めることが出来たようです。
今でも、時々、「母さんたち、元気かな…」と言っています。
こんな人に、もし、もうこの世にいない事を伝えたら……ゾムさんはどうなってしまうんでしょうか。
……お父様の話ですが、どうやら、お父様自身も昔、実の両親に虐待を受けていたらしく、日常に暴力があるのが当たり前だったらしいのです。
結婚当初はお母様に暴力…いわゆるDVをしていたらしいのですが、ゾムさんが生まれてからは、矛先がゾムさんの方に行ってしまったらしいのです。
もちろん、ゾムさんがまだ小さい頃はお母様が守っていたようですが、小学校高学年からは守れないと悟り、お父様と一緒にゾムさんを傷つける側に……
もちろん、今更悔いても意味ないです。
でも、私は……私たちは、グルッペンさんとトントンさんの救いの手によって、今こうしてここにいる。
もし、あの時、2人が手を差し伸べてくれなかったら…ゾムさんはきっと今頃……
いいえ、ゾムさんだけではなく、ロボロさんもシャオロンさんも…ショッピくんもチーノくんも。
皆、今頃いなかったのです、この世に。
皆さんも誰にも囚われず、自分の生きたいように生きてください。
今は、それが出来なくとも、きっと、貴方を助けてくれる方がいます。
貴方の人生は貴方のものなのです。
誰かに囚われる必要なんてないのです。
私たちは応援しています。
では、皆様、長々と私たちのお話を聞いて下さり、ありがとうございました。
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一応、これで完結致します!!
次からは「番外編」という形で書いていきます!!(((え、何故かって…?物語の方向性見失ってもたんよ()
30話を超えるほど続いた本編!!ここまで読んでくださり、ありがとうございました!!