TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

あの事故から、司朝の家族や桜、更には司朝の仲良いクラスメイトがお見舞いに来てくれた


それから、5日後


司朝姉:桜ちゃんすっかり元気になったんだ

司朝:…

司朝姉:ぜひいつか顔合わせてあげてね

司朝姉:じゃあわたしはこれで


司朝の姉が帰ろうとすると…


司朝:誰かいるの…?

司朝姉:え…?


振り返ると司朝がうっすらと目を開ける


司朝:ここは…

司朝姉:司朝!!誰か分かる!?

司朝:姉…ちゃん…?

司朝姉:そうだよ!


司朝の姉はナースコールを押した

そのナースコールで看護師が走ってきた


看護師:どうしましたか!?

司朝姉:司朝が目を覚ましました…

看護師:え!?

司朝:こんにちは…いや、こんばんは…?

司朝:あ…いや、おはようございます…

看護師:すぐに諸星さん呼んで!

看護師:はい!


司朝が目を覚ました事は病院の職員たちに知れ渡り、歓喜に包まれた

司朝の姉は衝撃のあまり司朝に抱き付いた


司朝:いっ…!

司朝姉:あ、ごめん!

司朝姉:良かった〜、やっと起きた…

司朝:もしかしてずっといた…?

司朝姉:毎日行ってたよ

司朝:ありがとう姉ちゃん…


そう言って司朝は姉を抱き返した

数分後


諸星:司朝くん…!

司朝:ご無沙汰してます…

諸星:いや、よく戻ってきてくれた

司朝:はい、何とか…

諸星:お姉さん、良かったですね

司朝姉:はい…ありがとうございます

諸星:来てくれた皆のおかげだな!


そして、諸星はバイタルチェックを行う


諸星:キツかったらすぐ言ってね


そう言って諸星は少しずつ状態を起こしていく


司朝:うっ…!

諸星:すまん!大丈夫か?

司朝:いえいえ…

諸星:少し下げるぞ


起こしたベッドを下げると楽な表情になった


司朝:あの、僕の怪我の状態って…

諸星:右腕と右大腿骨の骨折、後は…

諸星:右肋骨が3本折れて、そのうちの1本が肺に刺さってた

司朝:結構な重傷じゃないですか…

諸星:でも手術はちゃんと成功したぞ

司朝:さすがです…笑

諸星:結構固定が多くてな…難しかったぞ

諸星:でもこうやって無事に成功したよ

司朝:ありがとうございます…

司朝:でも…ここからですよね?

諸星:その通り

諸星:でもこんな早く目を覚ますとは思いもしなかったけどな。多分司朝くんが初だ


最悪の場合、そのまま亡くなるというケースも多いが、司朝は5日間という異例の早さで目を覚ました

loading

この作品はいかがでしたか?

33

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚