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ちょっとまってぇ!?いつの間にか20話いっちゃってた☆(*ノω・*)テヘ
どんどん書いてくぞ!?
夜の公園。
志乃は颯太と向き合いながら、目に涙を浮かべていた。
「どうして……どうしてそんなことを?」
彼女の声は震え、胸の痛みを隠せない。
颯太は冷たく笑った。
「お前にはわからないんだ。圭吾のせいで、俺はずっと孤独だった。
彼は影を持つがゆえに、俺たちの絆を壊したんだ」
志乃はその言葉に涙をこぼしながらも、強く言い返す。
「圭吾さんは、誰よりも優しい人。裏切ったなんて信じられない!」
その時、颯太は鞄からスマホを取り出し、ある動画を再生した。
そこには、圭吾が影の力を使い、何かを隠そうとしている姿が映っていた。
志乃はそれを見て、衝撃で動けなくなる。
同じ頃、圭吾は遠くからその場面を見つめていた。
彼の瞳に苦悩と決意が交錯する。
「これで終わらせる……」
彼は静かに歩き出し、志乃の元へ駆け寄った。
「志乃、信じてくれ。俺は君を守るために全てを背負ってきたんだ」
圭吾の声は震えていたが、真実の強さがあった。
志乃は涙を流しながら、彼の手を握った。
「私も……あなたを信じたい。どんな過去があっても、一緒に乗り越えたい」
二人の絆が、深く熱く結ばれる瞬間だった。
しかし、その背後で颯太の影が揺らめく。
「まだ終わらせない……」