あくねこのイベント
ドールタウンで主も誘拐された話
⚠️この頃はまだ別荘組はいない
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ベ「主様、今回の依頼はドールタウンに
いって頂きます」
『ドールタウン?もしかして
お人形さんの所かな?』
以前フェネスちゃんから人形が有名で
フルーレが行きたがっていた…というのを
聞いていた…。
ベ「はい、お人形さんが作られている
町となっており、 今回は地下の執事の
皆さんといって頂きます」
『わかった、準備するね』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【inドールタウン】
俺はなぜかお人形さんが着そうな服を着ていたこれ、可愛い子にしか、
似合わないでしょ…。 ちなみにフルーレは
というと目がキラキラ している
『ねぇ、フルーレ、俺、なんでこんな
可愛い服きてんの?』
「主様にはそのお召し物が似合うと
思いまして、もしかしてお気に召しませんでしたか?」
『いや、そう言う訳じゃなくて…
俺には可愛すぎるような…とおもって…』
俺は二十歳を越えてる…なんなら
悪魔執事の主になったときから
不老不死になってるからな…
下手したら結構年いってんだよね…。
まあ、いっか、せっかくフルーレが
俺のために仕立ててくれたんだ
出発する前も皆に見せにいったら
似合ってるっていってくれたし、
大丈夫か…。
『いや、やっぱなんでもない、
フルーレ服仕立ててくれてありがとね』
と、いうとフルーレは笑顔ではい✨と
いってくれた。今回の依頼は子供の失踪の
調査か、なんか嫌な予感がする…。
聞き込みをするため俺たちは
ある店にはいるそのお店にはドールが
いっぱい視野に広がっていた
『(お人形屋さんかな?)』
なんて考えているとその店の
オーナーさんが話しかけてきた。
オーナーさんは「喋る猫だ!」とムーを
勝手に持ち上げて興奮していたのに、
俺と目があったと思ったら、ムーを
手離し、口角を釣り上げながら
ズカズカと近寄ってくる。
「ねぇねぇ、灰色の髪と水色の髪の
君たち✨最高にいい感じ!」
フルーレ「へ?」『?』首をかしげる主
「!!首をかしげるのも可愛いらしいわ!
それに、二人とも肌も髪も
全部キレイ!!」
フ「え、えっと」 『…』
「まさに私が思う理想のドールそのもの!
素晴らしすぎる!」
と興奮した様子で捲し立てられた。
「キミ達をドールにして、
私の部屋に飾りたいぐらい♪」
フ「あ、あの…///」『…』
俺はミヤジ先生の後ろにそそくさに隠れる
「あぁ~!恥ずかしがってる姿も美しい!
それと灰色の髪のキミ!さっきから無言で
怖がってるの本当にドールみたいで
愛らしいわ!本当に美しい!」
『…ミヤジせんせぇ…。(泣)』
この人怖すぎんだろ…。
【半分なみだ目になった主】
「あぁ~!その泣き顔も絵になるわ!!
しかも容姿だけでなく声も美しいのね!
あぁ、もう!早く欲しい!」
ミ「大丈夫かい?主様」
『…怖い…。俺お人形さんじゃない…。』
俺はミヤジ先生の服の裾を掴む…
なんだろう、この人怖い…。
言動に嘘がない…。それと、さっきから
訳のわからないことをいってる…。
欲しい?どいうことだろう…。でも凄く怖い
暫くの沈黙の後ミヤジ先生が
俺がミヤジ先生の後ろに隠れている間に
オーナーさんはフルーレの事を
まじまじみたりしていた
フ「あ、あの…////」
「本当に人間なのかしら…?
かわいくてこんなに美しいだなんて
そもそも、一人だけならまだしも
2人ときた…これは最高傑作ね…
なにがなんでも…((((ボソボソ」
オーナーさんは訳がわからないことを
いっており フルーレは顔を真っ赤に
している
ミ「すまないがその子を解放して
くれないだろうか」
「あら、失礼致しましたわ」
そう言ってフルーレから
離れるオーナーさん。
その時俺と目が合うと
「失礼致しましたわ、私、綺麗なものに
目がないので申し訳ありません」
と、微笑みながら言う…。
俺達は今回の依頼の聞き込みをした
どうやらオーナーさんは甥っ子さんが
失踪しているらしい…。その仕業は
天使だというがどうも違和感がある…。
そんな違和感を抱えながら店を出て
ホテルの方へ向かった
【数時間後】
俺はミヤジ先生の手料理を堪能した後
フルーレと二人で調査に向かった
ミヤジ先生が心配していたが
三人にはそれぞれして欲しいことを頼んだ
ミヤジ先生とラトとムーちゃんには
現在地から南の方のお店に聞き込みに
いってもらった。俺とフルーレは
暫く歩き聞き込みも終わり宿に
かえるところだ。
『そろそろ、帰ろっか』
「はい、そうですね…。」
『今のところ天使の仕業と
皆口を そろえていってるけど…。
どうも違和感があるんだよね。』
「やはり、主様もですか?」
『うん、ラトが宿でいっていた
子供しか狙わない…
もしくは誘拐された子は
皆幼かったという線で考えると
無差別に 殺ってる天使の確率は
格段に低いんだ…。』
「確かに…。天使が人を選んで
消している とは考えにくい ですもんね」
『まあ、とにかく今は急いで宿にもどって
ミヤジ先生達と情報を共有しよう』
「そうですね、少し急ぎますか」
俺達は足を急がせた
近くの路地の方を通るときなにか
気配を感じた…。この気配は…
『ドール店のオーナーさん?…』
「?主様?いかがなさいましたか?」
『いや、なんでもないよ』
今、オーナーさんの気配を
感じたんだけどな?気のせいか?
なんて考えていると後ろから狂気染みた
気配を感じた
『っ!!フルーっ…!!いない?』
まずいフルーレが居ない…。
『まさか!!っ…!?!?』
【後ろから口を押さえつけ
られて眠らせられる】
しまった…。なぜ違和感を感じてたのに
疑わなかったんだ…伝えなきゃ…
ミヤジ先生達に…。子供失踪事件の犯人は
天使ではなくオーナーさんだってことを…。
「フフッ、やっと手に入ったわ♪
私の美しきドール達♪」
『……。』
その頃…
ム「ミヤジさん主様達帰ってきませんね…
大丈夫でしょうか?僕心配です」
ミ「今、ラトくんが探しにいってくれてる
みたいだから私達はまっていようか」
「ただいま戻りました」
ム「あ!ラトさんお帰りなさい
どうでしたか?」
ミ「お帰りラトくんフルーレくん達は
見つかったかい?」
ラ「…いえ、見つかりませんでした…
見つかったのはこのハンカチだけです。」
ム「ハンカチだけですか?」
ラ 「はい、そうです…。困りましたね…。」
ミ「あぁ、早く見つけてあげないと…」
【ムーがハンカチの
意味についてミヤジ先生に聞く】
ム「なるほど…地下の皆さんは非常時に
このハンカチを落としているんですね!
じゃあ早く探しにいきましょう!」
その頃…
「あ、、じ、さ、」
『…(誰かが俺を呼んでいる…)』
「ある、じ、さま」
『フルー、レ…?』
「主様!!あぁ、よかった!
目が覚めたんですね」
『ここは…?!!なんで、俺縛られて…?』
冷静になれ…。現状を把握しろ…。
『…(ふむ俺達は捕らわれているのか…。)」
周囲に気配が複数皆幼いな…
『フルーレ子供失踪事件の
犯人すぐに わかるよ…』
「?犯人が!?」
『うん、犯人は…ビk(((??「おやおや?
やっと起きた?私のドールくん達♪」
『…やっぱりなビスクドール専門店の女性
オーナーさん…そして子供失踪事件の犯人』
フ「…どういうことなんですか?
甥っ子が行方不明って…。」
「あははは!驚いた?そう、子供失踪事件の犯人はこの私…。甥っ子が行方不明っていったのもキミ達を騙すための嘘。私に甥っ子なんていない。」
フ「お前…。」睨
「フフッ、睨んだ顔も美しいわね
にしても灰色の髪の
キミ良い勘してるね♪」
『…何が狙いだ…』睨
「へぇ~。怒った顔も美しいね
やっぱりキミ達は
私の 理想のドールだよ♪」
だめだこいつ話が通じない…。
『おい…聞こえなかったか?…
何が狙いだよ?こんな、空気の悪くて
暗いおりに閉じ込めやがって…』
「へぇ~、いい目をするねぇ
けどそれがいつまでもつかな?
キミ達は檻の中にいるつまり
もう、私の「お友達」になるしかない♪」
フ「お友達…?」
「そう!お友達!私はね、 ずっと
「喋るドールのお友達」が欲しかったの!だけど…。ドールは人のように
喋ったりしないでしょう?
だから私は、思い付いたの!
喋るドールがつくれないなら…。
「逆に人をドールにしてしまえば
いいんじゃないか」って!」
フ「ま、まさか…。だからあなたは
子供達を 誘拐して…。」
「そのとおり♪子供を誘拐したのは、
「私の喋るドール」になってもらうため。
そして、キミ達は出会った中で一番美しい
「喋るドール」だよ!」
『…なぁ、あんた…。
俺達があんたのドール になる
なんて…本気で思ってるのか?』
「なるよ。絶対なる♪
人はね…飢えには勝てないんだ。
キミ達が私のドールになるというまで…。
私はキミ達に食事を与えないんだから!」
『最高に狂ってんな…。こいつ』
フ「そうやって、あなたは子供達を
無理やり…。くっ…。俺はあなたを
軽蔑する。」
「ひどいなぁ…。お友達にそんな酷いこと言わないでよ。…ちゃ~んと後で謝ってもらうからね?あははは!」
【コツ…コツ…コツ…】
フ「ま、待て!ここから出せ!」
【ガチャン…】
鍵が閉められてしまった…。
だが問題ない…。俺は服に隠しておいた
ナイフを使いてを縛るのを切った
フルーレの縄をとこうとしたらどうやら
ハサミをもっていたらしく
それで縄を切った…。
『よし、早く子供達の縄を解いて
このイカれた場所からでるぞ』
俺がそう言うとフルーレが怖がって泣いている子供達に声をかけなんとか
全員解くことができた。
『さて、ここからどうしようか…』
そう言えばラト耳がよかったな…。
それと、ミヤジ先生の力解放してたけ?
にしても、離れていてもいけるなんて本当この魔導書はすごいな…。
俺はフルーレに頼んで子供達に音を
立てて貰う。かりにあいつが来ても
こちらは戦える…。
元とはいえ殺し屋 だしな…。
だが幼いこの前で血を出させるのはよくないからな…。手加減は、するか…。そうこう
考えていると二人の気配を地上から
感じた…。それとあのオーナさんの慌てた
足音がこちらに向かってきている
俺は子供達を後ろに刀を構え、俺の前に
フルーレが立つ 扉が開き構えると出てきたのはオーナさん ではなくラトだった
『え?ラト?』
「フルーレ、主様…。迎えに来ましたよ…」
俺達はラトについていくと
ミヤジ先生に猫耳がついていた…
え?猫耳…?
「あぁ、主様…フルーレ…。無事でよかった
俺がいけなくて申し訳ない…こいつを取り押さえなければならないからな」
『ミ、ミヤジ先生…』
少々驚いてしまったが…すぐに冷静になっな
あぁ、これがミヤジ先生が悪魔の力を解放
した時の代償というものなのだろう…。
なんか可愛いな…。撫でても…。いや、
だめだな…。なんて、考えてるとラトが
「にしても、フルーレ凄かったですよ?
私が部屋にはいったとき子供達と主様を背に凄い鋭い目でこちらを睨んでいました、その瞳からは殺気が感じられ思わず戦いたくなりましたよ…。それに主様さまも短剣を構え いつでも殺れr(((『なんのことかな?』
おや?違いましたか??」
危ない…。おもわず素が出てたな…。
あぁ、うまく隠せてなかったか…。まあ、
とにかく一件落着してよかった
俺はミヤジ先生の方をみるともう猫耳は
なかった…。残念…。また今度撫でさせて
貰おうかな。暫くして子供達もそれぞれ
親のところへ帰ったが不思議な仮面をつけてる少年はその場でとまっていた…。
フ「君は帰らなくていいの?
お父さんとお母さんは?」
「…」
『フルーレ…おそらくその子…青年だ。
俺らと同い年…。』
フ「え?」
ミ「君は…西の住人かな?」
『確か、西の住人は見た目は子供頭脳は
大人といったどっかの、アニメで出てきそうな感じのかただな…。』
「…博識だな…。そうだ、
俺はこう見えて 大人だ」
お、ビンゴ、なんて、おもっていると
その子がお礼に家に案内したいというので
ついていくと小さい小屋が見えてきた
家のなかにはいると小物みたいな
小さいし可愛い…。俺は彼の妻の方とお話した、にしても自然が多くていいな…。
暫くそこにいて、
帰るときお花の冠をくれた可愛いな…。
保存できるように材料買いにいくか…。
なんて、考えながら屋敷に戻った
後から聞いたのだがあのドール店のオーナさんは捕まったみたいだ…。捕まってもなお
俺とフルーレを逃したのが悔しいらしく
うめいているらしい…。
いや、怖すぎんだろ。にしても
本当にみんなに何もなくて
よかった…。
ドールタウンEND
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!