学パロ
先生 × 生徒
青
桃
⚠︎︎ 青桃 ⚠︎︎
『おせっかい』
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桃side.
ある日の朝
いつも通り学校に登校し、
下駄箱に靴を入れていた
青 『おはよ~』
生 『おはようございます~』
青 『あれ、?クマできてるけど大丈夫?寝不足?』
生 『いや、全然大丈夫です笑』
青 『ほんとにぃ~、?笑笑 まぁ無理はしないでね笑』
学校中でおせっかいな先生で有名な
保健の蒼瀬先生
おせっかいではあるが、面倒見がよく
裏で生徒から人気がある先生でもある。
俺も何度かお世話になったことがあり、
それなりに面識はあるような感じだ。
青 『お、百瀬くんおはよう』
桃 『ぇ、あ、おはざます~』
いきなり俺に挨拶が飛んできて
間抜けな返事をしてしまった
青 『百瀬くん、肘、!』
桃 『え?』
青 『血出てるよ? 大丈夫、?』
桃 『ぇ、、あっ、、ほんとだ、』
全く気がつかなかった
いつ怪我をしたのだろう、。
青 『バイ菌が入るとよくないし、保健室で消毒しようか?』
桃 『いや、こんくらい大丈夫っすよ、』
青 『大丈夫じゃない~、ほらほら行くよ~』
そう言って俺の手を掴み半強制的に保健室へ連行された。
青 『よしっと~、これで大丈夫。』
桃 『あざます』
肘を擦りむいていたため、
少し大きめなガーゼの絆創膏を貼られた
夏場で半袖の制服の裾から
大きな絆創膏が見えていて結構目立っている
青 『なに、?笑 絆創膏見えてるの嫌なの?笑』
桃 『いや、、べつに、』
図星だ。
青 『しょうがないでしょう?笑 百瀬くんが怪我したんだから~』
桃 『べつに嫌とは言ってないっすけど、』
青 『嫌そうな顔してた。』
桃 『はぁ、』
めんどくさい絡みをされて
少し控えめにため息をついた
〜〜〜♪〜〜〜♪
そのときホームルームがはじまるチャイムが鳴った
桃 『やべ』
これはまずいと思い足早に保健室を出ようとドアに手をかけたとき
青 『百瀬くん。』
桃 『、?』
青 『なにか悩んでいることがあるんじゃない?』
桃 『、、は、?』
桃 『ないっすよ、そんなもん、』
素っ気なく返事をし
再度ドアに手をかけた
青 『なにかあったらいつでも来てね?』
青 『先生なんでもお話聞くから』
桃 『、、。』
うざ、
先生の声がけを無視し保健室を後にする
もうホームルームがはじまって5分ほど経ってしまう、
これじゃあもう完全に遅刻だ
どうしてくれるんだか。
がらがら
担任が話をしている静かな教室のドアを開ける
担 『あ、百瀬じゃないか、遅刻だぞ。』
桃 『さ~せん、』
担 『はぁ、、早く席に着け』
俺の態度を見て呆れたようにため息をつかれたがべつにいい。
担任は俺が蒼瀬に足止めをくらっていたことなんて知りもしないんだろうな
まぁべつに俺も言わないんだけどさ、
あの後、特に何事もなくHRも終わり
あっというまに3時間目の休み時間だ
移動教室の後、保健室前の廊下を歩いていると
青 『あ、!百瀬くん、!!』
青 『ちょいちょい』
そういって俺を呼び止めた蒼瀬
青 『こっち来な?』
休み時間中に俺を呼び止め保健室の中へ
招き入れる
桃 『なんすか、俺暇じゃないんすけど、』
青 『お~っと、それは失礼!笑』
青 『暇そうな顔してたからいいかと思ったよ笑』
なにをいってるんだか、
青 『で、話はそれじゃなくてさ~』
青 『朝遅れたときなんで僕のこと言わなかったの~?』
青 『僕がちゃんと𓏸𓏸先生に言っといたけどさ、』
青 『怒られたでしょう?言ってよかったのに~、、』
桃 『めんどくさかっただけだっすよ』
桃 『べつに意味なんてないし』
青 『え~、??ほんとに百瀬くんは素直じゃないな~笑』
桃 『はぁ、。』
桃 『もういいっすか、?また遅れても困るんで。』
青 『はいはい、笑 ごめんね笑』
へらへらしながら謝ってくる蒼瀬
それを見てまた腹が立つが何かを言う気にもなれず保健室を後にした
次の日
体育の授業
T 『今日の授業はハードル走です』
T 『みなさん怪我をしないように、安全に取り組みましょう!』
生 『あ、百瀬もタイム図るか?図るなら俺やるけど~』
桃 『おう、ありがと頼んだ』
友人に声をかけられなんとなくタイムを図る
べつに運動が得意とかではない俺は
ハードルなんて上手く飛べやしない
桃 『ぁっ、』
最後のハードルで気が抜けていたとき
抜き足がハードルにぶつかり
俺は地面に転げる
桃 『ぃってて、笑』
生 『おい、大丈夫かよっ、!!』
桃 『おう、笑 全然大丈夫、笑』
T 『百瀬さん大丈夫?!』
桃 『あ~、大丈夫っす、笑 すいません笑』
T 『大丈夫そうに見えないけど、、』
T 『さすがに保健室行ってきなさい?』
桃 『はい、笑 わかりました』
T 『誰かに付き添ってもらう?1人で大丈夫?』
桃 『あ~、いいっすよ1人で』
T 『そう、気をつけてね』
桃 『はい』
2日連続で保健室に行くことになり
少し嫌だなと思いつつも
怪我が結構痛かったからそこは助かったかな笑
口では大丈夫だと言ってもほんとは全然大丈夫じゃないなんてあるあるだろう。
桃 『しつれいしま~す、』
青 『は~いっ』
青 『って、百瀬くん』
青 『どうしたの?』
桃 『ぁ、、いや、』
昨日のこともあり、なんとなく蒼瀬と気まずいなと感じてしまう
青 『え!すごい怪我じゃん!!』
青 『痛かったでしょう!?』
青 『ほら!そこ座って!消毒するから!!』
桃 『、、』
昨日のことなんてなにもなかったかのように接してくる蒼瀬を見て少し安心した
青 『こんなのなにしたらこ~なるのさ、、笑』
桃 『ぃっ、、』
青 『あ、ごめん、大丈夫?染みるよね』
青 『もう少し我慢してね、?』
消毒ってこんなに染みんのかよっ、、
ばか痛ぇし最悪だわ
青 『はいっ、おしまい!』
桃 『あざっす、』
昨日と同じように大きめなガーゼの絆創膏を膝に貼ってもらった
昨日よりも怪我が大きいからその分絆創膏の大きさも大きくなっていて
少し恥ずかしい
昨日は肘だったけど今日は膝。
どっからどうみてもやんちゃな少年にしか見えないだろう
青 『あ!百瀬くん顔も少し擦れちゃってるじゃん~!』
桃 『えっ、?』
顔、?たしかに少しヒリヒリするなとは思ってたけど
まさか顔までだとは、、
青 『もう、、また消毒するから我慢してね?』
桃 『うぃ~、』
青 『、、』
桃 『、、、。』
顔を怪我したから当たり前だけど
蒼瀬がずっと俺の顔見てる
ちょっと俺が蒼瀬の方を見たら目があってしまう
それに、顔が近いっ、
さすがになにか関係があるとかそうゆう訳じゃなくてもこれは緊張する、、
青 『これでよしっと!笑』
青 『?』
青 『百瀬くん耳赤いよ?大丈夫?』
桃 『は、はぁっ、!』
桃 『しらね~よっ、!!』
青 『熱でもあるの、?』
こつ
桃 『、、!!』
そういって蒼瀬は自分のおでこと俺のおでこをくっ付けた
さっきの消毒のときより顔が近くてまた緊張してしまう
青 『熱はないね、、どうしたんだろう、』
桃 『、、、/』
青 『あ、もしかして照れてた、?笑』
桃 『、なな、んなわけっ、!』
青 『え、図星、???笑』
青 『笑笑 百瀬くんもかわいいところあるじゃん』
桃 『ち、ちげ~しっ、!!』
青 『ほらほら、次は顔が赤くなってきたよ~?笑』
青 『照れてる~!!笑』
桃 『やめろよっ、!ちげ~から!これは、!!/』
青 『、笑笑』
青 『そんなに恥ずかしがらなくてもいいのに、』
桃 『えっ、?』
少し小さな声で言われ、
聞き取れなかった
青 『僕もきんちょ~したよっ、桃くん、笑』(耳元
桃 『、!!/(カァァ』
なに言ってんだよっ、
耳元で言われる方がきんちょ~するわっ、
ばか、
いつもあれだけいやだったおせっかいが
恋に変わった瞬間でした
❦ℯꫛᎴ❧
長いけど
ちょっと自信作なんで
🤍たくさんください🥲
モチベあがります🫶🏻
コメント
4件
初コメ 失礼します🙇♀️ やばすぎて(いい意味で)顎外れそうになりました笑
かわいすぎて癒された😌💭⸝⸝