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その後の買い出しの時の彼女の様子は、いつもの“仏華”で、何ら変わっていませんでした。


家に帰ると、颯太と、その主である、オーストラリア連邦の化身のオーストラリアさんがリビングでくつろいでいました。


「と、父さん!お、お願いだから、料理だけは」


そう言いながら必死に主様をキッチンに向かわせまいとしているのは、カナダの化身、カナダさんです。


「カナダ様〜、頑張って〜」


ふんわりとした雰囲気を放って、カナダさんを応援しているのは、私の弟で、カナダさんのドールである炎加です。


「親父、キッチンを爆破するのだけはマジでやめろ。それと、新兵器を生み出すのもだ」


あんなに幼かったのに、もう大きくなって、主様に頼んでいるのは、アメリカ合衆国の化身、アメリカさんです。


「どうやったら、あの青紫の料理が、、、、、、」


一人で唸りながら考え込んでいるのは、私の弟であり、アメリカさんのドールの炎利です。


「ね?イギリス、あんなゲテモノjeは食べたくないよ。食べさせるならアメリカにしなよ」


「俺も嫌だよ!」


そんなふうに自身の被害をアメリカさんに押し付けようとしているのは、仏華の主である、フランスさんです。


「私の料理って、ゲテモノなんですか」


あぁ、もう!主様が落ち込んでしまったではないですか!なだめるのは大体私か、フランスさんなんですから。


「大丈夫ですよ、主様。私は貴方の料理も美味しく食べられますので」


そっと微笑んでみながら主様にそう言うと、少し拗ねたように主様は口を開きました。


「それは吉が慣れているからでしょう」


慣れ、というよりも、毒耐性が有る。の方が正しい気がしますが、まぁ、いでしょう。


というよりも、矢張り、少し子供っぽい所は、昔から変わっていませんね。


「では、お昼作ってきますね」


少し逃げるようにして私はキッチンへ入って行った。


「料理は大の得意ですからね。ぱぱっと作りますか」


私は料理が得意なのに、何故、私の歴代の主達はこんなにも料理下手なのか。


なんてことを不思議に思いながら、料理を作っているともう作り終わりました。​

鋼鉄のドールが掴み取った幸せ

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