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天狐くん…?なんで?ヴィランに…?
あぁ…そっか…私が天狐くんに寄り添ってあげられなかったから…
私のせいで天狐くんはヴィランに…
「おいハイド!ハイドミガン!」
『…!イレイザー…』
「しっかりしろ生徒を守るぞ」
そう言って飛び出していった。
イレイザーの個性は抹消。相手の個性を抹消して捕縛布で仕留めたり縛ったり…
私はそのイレイザーを透明にする。
協力に向いた個性。
イレイザーを目で追いながら考える。
天狐くんはなんで雄英に…やっぱりオールマイト狙い?
私のことは知ってなかったし私狙いではないな…
つまり天狐くんは私が雄英にいることを知っていない…
じゃあ私に気づいてない…?
いやでも目が合った。それも何秒間か。
私が雄英に来たことを今知ったか、はたまたただの気まぐれで私を見た。私のことは既に覚えていない…
そんなことを考えていたら私の元にもヴィランがやってきた。
『…やばいイレイザー見るの忘れてた』
すぐに武器で気絶させイレイザーを探した。
厄介そうなヴィランが動いた。
生徒のところへ。
『ごめん!13号!!そっち何も出来なくて!』
「こっちは大丈夫です!僕が何とかします」
そう言った13号だったが生徒たちは数名を残してヴィランに飲み込まれた。
だが私はイレイザーを見ていることしか出来なかった。