テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
前作『きすのあじ』の後日談的なもの
※これは完全なる作者の幻覚です
※現実と妄想の区別がつかない方は閲覧なさらないでください
R含みます
本番なし・攻めの自慰のみ
「奏斗、そのアイスちょーだい」
「奏斗ぉ、それ俺も食いたーい」
「そのジュース飲ましてよ奏斗〜」
(……変な癖付けちゃったなぁ)
クチュクチュと舌の交わる音を聞きながら、そんな事を思う。
目の前で必死に舌を這わせている雲雀の頭を撫でると、大袈裟に体が震えた。
変な癖。
それは、雲雀が必要以上に欲しがりになったことだ。
それ食べたい。俺も欲しい。だなんて。
家で僕が何かを食べていると、何かと欲しがるようになり、味わう方法としてディープキスを求めてくる。
……まぁ、原因は分かっているのだけど。
「……ん。おしまい、ひば」
「ん……ぇ……?っも、う?早く、ねぇ?」
「早くないよ、雲雀息切れしてるじゃん。もーおしまい!ね?」
「……はぁい」
いい子、と頭を撫でると雲雀は頬を綻ばせた。
まぁ、付き合っているからこうすることは別にダメではないと思うんだが。
実を言ってしまえば、その……僕が、ダメで。
色っぽい雲雀を前に、耐えられそうになくて。
ダメって分かってても、すぐ手を出しそうになる。
その証拠に、僕の中心はじんわりと熱を持ち始めていた。
…………いってぇ。痛っ。
や、やばい。今日は一段と元気だ。
下を見れば、少しオーバーサイズの服を着ているからかちょっと違和感は無いものの、浅くテントが張られていた。
まずい。これは誤魔化しが聞かない。
放置してたらすぐにバレてしまうだろう。
「やべー、トイレ行きたい……もぉ、雲雀が止めるからー」
とりあえず演技で乗り切ろうと、適当に喋る。
そうすると、雲雀は驚いた顔をして縮こまった。
「ぅえ!?俺……かぁ……ごめぇん……」
「あはは、別にいいよ。行けばいいだけだし。んじゃ」
そう言って、足早にそこを離れる。
……ふぅ〜。とりま何とかなった。
あとは静かに抜くだけだ。
雲雀にはちょっと申し訳ないことしたな。
小走りでトイレに向かい、少々荒く扉を閉める。
そして、いそいそとズボンを脱いで締め付けられたそれを出した。
「……うぉわ……はは、ギンギンじゃん……溜めすぎ?」
あまりにも若すぎる自分に苦笑しか出てこない。
全く、若さというのはこういうところで不便だ。
適当にソレを握りこんで上下に擦る。
「……っ、ふー、……は、……っ」
擦る速さに比例して、荒い息が漏れる。
しかし、その息のわりには快楽はそこまで大きくなく、全く達せそうに無かった。
……うーん。上手くいかない。
それでも諦めず擦り続けたが、やはりイけそうになかった。
どうしたものか。
よし、じゃあ、直近でいちばん興奮したことを思い出そう。そうすれば上手くいくはず。
……んー。でもなぁ、最近はAVとか見てないしなぁ。雲雀が好きになってからエロ本系も買うこと無くなってったし。えっちなお姉さんは最近の俺の頭には記憶されてないな。雲雀しか見えてないから……。
……あぁ、そうだよ。雲雀。僕には、雲雀が……。
口付ける度、期待するかのように蕩ける瞳。
縋り付くように背中に回された腕。
時折、隙間から漏れる甘い声。
そして、キスの合間に発される、あの……
『か、なとぉッ……』
「ッ……!!ふーっ、ぅ、ぐ……っ!!」
ビリビリと電撃のように快楽が走り抜け、手の動きを更に速める。
頭が雲雀で埋め尽くされていく。
あの愛おしい体温が。
あの愛おしい声が。
あの愛おしい表情が。
「雲雀……っ、ひばり……、っは、……ッ!!」
あ、イける。
そう思った瞬間、体がビクビクと震え、濃く、白く濁った液体が吐き出された。
「……はー……っ、は………………うげぇ。濃すぎ……」
自分の手に付着した精液に顔を顰める。
……あーあ。
やっちゃったよ。雲雀で、抜いちゃった。
手をトイレットペーパーで拭って、便器の中に放り投げる。
臭いが染み付かないように早めに流して、僕の手も洗い流す。
どうやら、癖になってるのは彼だけじゃなかったらしい。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!