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綺琉兎〈っっ!!!てめぇ!無視してんじゃねぇーよ!〉
悠〈…ぇ?〉
ゴツッ!!!!!
悠〘…え、痛い……なにこれ……〙
生徒達〈〈きゃぁぁぁ!!!!!〉〉
綺琉兎〈お前が!お前が俺の行為に応じないから!!!!!〉
ゴツッ!!!!!ガツッ!!!!!
悠〈ウグッ!!アグッ!!…やめ…っ〉
綺琉兎〈うるせぇよ!黙れよ!なにこんなんで血流してんだよ!wやっぱお前弱いやつだなっw〉
悠は何度も殴られ蹴られた
訳が分からない
悠〘………どーしたらいいの?……悠の選択は間違いだったの…?〙
ゴツッ!!ガツッ!!
綺琉兎〈ハァハァハァ……わかったなら今後無視なんかするなよ!〉
ゴツッッ!!!!!
悠〈ゲホッッッ!!!???〉
悠〘あ……れ?……この感覚……〙
綺琉兎〈…ん?なんだてめぇw俺の攻撃そんなにやばかっt…〉
悠〈う”お”お”ぇ”ぇ”ぇ”………〉
ビチャビチャビチャッ…
吐いたのだ
最後に腹部を蹴られて悠は盛大に吐いてしまった
悠〈…ハァハァハァハァ…ウッ……ハァハァっ!!?〉
悠は目の前の光景に驚いた
それと同時に恐怖が押し寄せてきた
綺琉兎の服に悠の吐瀉物が着いていたからだ
綺琉兎〈お、まえっ……〉
悠〈…あっ……ご、ごめんなs…〉
ゴツッ!!!!
悠〈ウグッ!!〉
綺琉兎〈てめぇ!!!!よくも!よくも俺の服をっっ!!!!〉
悠〈アグッ!ごめんなっ…っ!ごめんなさっ…っっ〉
綺琉兎〈喋んな気持ちわりぃんだよ!!〉
悠は何度も蹴られた
普段志乃からの虐待もあり更に身体が痛くなっていった
そんな中、生徒達も黙って皆 俯いたままだった
誰も助けない
誰も声をあげない
その時だった、
バタバタバタバタッッ!!!!
ガラッッ!!!!
先生〈何事ですか!!!!〉
綺琉兎〈っ!〉
悠〈…!〉
先生〈…これはどういう状態ですか…?〉
綺琉兎〈…っ!いや…これは…その…〉
悠〘あ……これで…綺琉兎くんからの嫌がらせは止まるかな……〙
先生〈………〉
先生は綺琉兎に事情を聞いていた
悠は先生が来たことにより安堵した
大人がいたら綺琉兎を叱ってくれると思ったからだ
だけど、現実はっ
先生〈……悠さん、〉
悠〈……?〉
先生〈今すぐそこ片付けないさい〉
悠〈ぇ……ぁ、、はい〉
先生〈それから、悠さん、いちいち大袈裟ですよ、対して何もないのにあんな事でいちいち騒がないで下さいよ〉
悠〈………ぇ?〉
先生〈それから、綺琉兎くんも!もぉ〜ダメでしょ?やるならもっと静かにね!〉
綺琉兎〈…はぁーい!…………フッ〉
悠〘………なんで?悠にはあんなに強く言ってたのに綺琉兎くんはそれだけなの?〙
悠は忘れてしまっていた
いや、正確にはあの子の優しさに縋ってたんだろう
周りの人は皆、悠の”敵”だと………
悠〘……っ…〙
先生〈ほら、悠さん!ごめんなさいを綺琉兎くんに言いなさい?〉
悠〈っ……ごめん………なs…〉
??〈それが先生のする事なんですか?〉
先生〈え?……〉
??〈それが先生のすることなら今のセリフも全部校長先生とかに報告してもいいってことですか?〉
先生〈い、いやぁねぇ?違うのよ〜私はただ……〉
??〈…”ただ”…なんですか?〉
??〈普通の先生…いや、良い先生ならそんなことしないはず…謝るのは本来そちらの綺琉兎くんに謝らせるのが妥当だと思いますけど?〉
先生〈………〉
綺琉兎〈っ!お前!またっっ!〉
バッ
綺琉兎が手を挙げようとした
??〈今、僕に手を挙げてもいいですがその分綺琉兎くんは後々、後悔することになると思います〉
綺琉兎〈んなっ!〉
??〈綺琉兎くん、悠さんに謝ってください〉
綺琉兎〈チッ!クソッ!…なんで俺がっ!!こんなブスに!汚ぇやつに謝らねぇーといけねぇーんだよぉぉっ!!!!〉 第25話 終わり