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その後、綺琉兎は転校して行った。
先生もどこか遠いとこに行くことになった。
あの子とあの子の親が校長や、教育委員会に訴えたそうだ。
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悠〈えっと……あ、ありがとう……。〉
??〈え?あ、ううん!大丈夫ですよ!それより、これからの小学校生活は安全で安心な生活が送れると思います!これから、その……僕と頑張って……い、行きましょうね?//〉
悠〈っ……うん……っ!ありがとう!〉
悠〘優しい……〙
あの子はいつも優しかった。
あの子のおかげで小学校生活は4年から6年まで楽しく、明るい生活になった……
訳では無かった……
悠が小学5年生の時
悠〈…………え、転校……?〉
志乃〈ええ、そうよ!転校するのよ〉
突然転校が決まったのだった、
悠〈ま、え?……な、なんでなの……?〉
志乃〈いやぁ〜ねぇ〜フフ♪〉
悠〈……?〉
志乃の機嫌が良かった
綺琉兎の件があった後、あの子の親が志乃にちょっとした援助をしていた
その後からだろうか、志乃が比較的、悠を痛めつけなくなったのは……
それでも今日は一段と機嫌が良かったのだ
悠〈えっと…………転校って事は……引っ越すんだよね……お、お金…あるの?〉
志乃〈まぁ〜そこら辺は大丈夫よ!あの人が出してくれるからぁ〜〉
悠〈……え?……あの人??〉
志乃〈そう!あの人よ!〉
悠は恐る恐る聞いた
悠〈……誰なの?〉
志乃〈んーまぁここだけの話なんだけど、アンタには特別に教えてあげるわ〉
悠〈?〉
志乃〈アンタの為に教育委員会に訴えたって男の子いるでしょ?〉
悠〘……いつも、悠に優しくしてくれるあの子だよね……?〙
悠〈……っ!……ま、お母さん……まさか……〉
志乃〈あら、もう分かっちゃったの?フフそうよ〜あちらの家族の旦那さんよ♪〉
悠〈…………え?……〉
悠は驚いた、それとは裏腹に志乃はニコニコしていた
5年生でも分かる内容だった
志乃は、あの子のお父さんと不倫関係にあったと言うのだった
悠〈っ!お母さん……それ……ダメ!ダメだよ……〉
志乃〈は?アンタにとやかく言われる筋合いないんだけど?〉
悠〈でも、ダメだよっ……そんなことしたらあの子とあの子のお母さん悲しんじゃう!!……だからっ〉
志乃〈チッ!!うるっさいわね!!!〉
ビクッ!!
悠は志乃の大声に体がこわばった
志乃〈愛があればなんだっていいの!しかも!あの人はお金もってるし!今アンタを養えるのはあの人のおかげ!!それなのにアンタは!!〉
悠〈っっ……ごめん……なさいっ……〉
志乃〈あの人はね!いいとこ沢山よ!他の男とは違う!優しいしお金いっぱい持ってるし料理もできるし夜の行為だって上手いのよ!!それなのにアンタは何も分かってないのにグチグチ言ってんじゃないわよ!!!〉
悠〈ごめんなさい!……ごめんなさい……〉
悠は泣きながら謝った……ただ、この謝罪は志乃に向けての謝罪だったのか……それともあの子への謝罪だったかは分からなかったのだ……
第26話 終わり