この作品はいかがでしたか?
210
この作品はいかがでしたか?
210
ワンクッション
こちらの作品は女になった瞬間、敵である看守達が好きになってしまったの18話のシーンをノベル化したものとなっております。
二次創作のと、BL、キャラ崩壊あり、下手すぎ注意という点がございます。
それでもいい人はどうぞ
────────────────
pn「リアム看守ッッ!!!」
sth看守「リアム看守!!!」
鈍い銃声音がなった。
本来だったら俺に当たるはずだったその玉は、今では俺の好きな人の体を貫通していた。
俺は急いで看守の名前を呼んだ。
rm看守「ッ…はぁ、はぁ…」
撃たれた後、倒れ込んでしまい、俺は直ぐに看守に寄った。
pn「リアム看守ッ!!」
そう俺が叫ぶ
元々俺は死刑囚だ。
ここで死んでも死ななくても、どうせ短い命なはず…なのに…
pn「何やってるんですかッッ!?」
そう思った。
血がどんどん広がってゆく、それはまるで蛇口から出た水のように
だが、蛇口のように血を止めることは不可能。
気付けば俺は涙を流していた。
rm看守「…8番」
そう俺を呼ぶ声が聞こえる。
とても小さな、でも頑張って喋ろうとしてるその声で
pn「…喋らないで、今ほわペに…」
俺は誰かが倒れたら直ぐにhpを呼び、治す
俺自身がその人の怪我を治せないから
俺は「役ただず」だから
rm看守「いいんだ…俺はもう…」
よくない、よくないよ
俺は心の中でそう感じた。
あなたは看守長で、みんなからも尊敬されている素敵な人。
死刑囚庇う、そこも素敵。
だけど…あなたがいなかったら…
rm看守「だから、今だけでも喋っておかないとな…」
苦しそうにそういうあなた。
苦しそうなその顔を見る度、心が痛む
pn「だ、大丈夫です…安心して…」
pn「だから!そんなこと言わないで…」
泣きながらそういう
少しでも安心して欲しくて、直ぐに怪我が治って欲しくて
”安心して”
その言葉を寄せた。
rm看守「8番」
rm看守「俺、お前の事なんて…どうでもよかったんだ」
rm看守「だが…徐々に意識してしまってな…」
rm看守「どうやら俺は…お前のことを…」
好きになってしまったらしい
本来だったら嬉しい言葉、心が舞う、最高の言葉、もう1回言って欲しいと感じる言葉
だが、今は違う。
そんな思いは今は通じない。
苦しそうな顔でこっちを見てくるあなたの洋紅色の目には俺の顔がしっかりと映っていた。
泣いている長髪で菜の花色の髪色をした女の子。
pn「え…?」
驚きのあまりそう声を漏らしてしまった。
rm看守「お前が俺の事を好きなのは知ってる」
rm看守「だが…はぁ…」
pn「あ、怪我悪化しますから!!」
pn「しゃべらn 」
俺は今の状況を思い出し、喋らないでと言おうとする
rm看守「今じゃないとダメなんだ。」
rm看守「だから、最期まで聞いてくれ…頼むよ…?」
だが、遮られ、最期だからと言われた。
最期なんて嫌だ。
pn「…そんな、最期って言わないで… 」
俺の目が滝にでもなったように自分で止めることが出来ない。
あぁ…止まれ、止まれ止まれ止まれ止まれ止まれ止まれ
こんなかっこ悪い所見られたくない、
rm看守「…ごめんな」
いやだ、ごめんななんて言わないで
謝らないで、全部俺のせいだから、
俺を責めてよ、なんであなたが謝るの?
おかしいよ、おかしいおかしいおかしい…
なんでなんでなんでなんで
なんで俺を責めないの?
rm看守「…俺はお前を愛していた…」
rm看守「俺はもう短い」
rm看守「刑務所の中で…死刑囚だったお前をだ」
rm看守「だから伝える…お前だけでも…」
生き残ってくれよ…?
────────────
はい、作者の金平糖です。
今回の作品はお気に召したでしょうか?
もしよかったよーっていう人は、いいねとフォロー、お願いします。
18話全部は書けなかったですね…
すいません。
もし、私のチャットノベルの作品で「これ書いて欲しい!」と言うのがございましたらぜひ、コメント欄に書いてください。
それじゃあさよおつ。
コメント
3件
やばい…めっちゃ感動した…(´;ω;`)感動しすぎて泣いてしまいました😭金平糖さんの小説本当にめっちゃ好きです!次のお話も楽しみに待っています!(それといいねもしておきました!)