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『えっ、私にイケメンが来てるの?!』
春も終わりを迎え、夏の空気を少し感じたこの頃に私は縁に恵まれているみたいだ。
??「そうそう、なんか○○を探してるみたいだよ!たまたま、校門で見かけて、声をかけてみたらさ、○○を探してるんだって!」
そうに私に声をかけてくる人は、2年になってから仲良くしてもらってる親友。 星川サラだ。
hskw「いつの間に進んでたの??……星川に言わないとか……あっ、そういうカンケーだったりする!?」
『そんなわけないでしょ?さっき顔を見た感じだと、私本当に知らない人だったんだけど……』
hskw「じゃあ、○○のこと大好きなストーカーとか?」
『そうかもしれない……でも、私がそんなに魅力的な人間かと聞かれれば、そうでも無いもんね。』
自分で言っていて、悲しくなるが、
昔好きだった先輩は彼女がいたし、
気になってた友達も、結局他校の彼女がいたんだった。
いまさら、私に恋愛運が向くなんてそんなおかしな話はないだろう。
hskw「とんだもの好きも、この世にいたもんだね。」
『と、とりあえず……校門まで行ってみるよ。』
足早で校門に向かうと、見慣れない赤髪と黒いコートの影がひとつ。
『あなたが私を探してた人ですよね?なんの御用ですか?』
彼は、黄緑色の瞳を深い闇に閉ざしながら、黒い隈を刻んで、私の事しか捕えないかのように見つめてくる。
knmc「やっと……あぁ、○○なんでしょう?」
knmc「その可愛い瞳、つややかな髪、芯のある佇まい。ちゃんと○○だ…… 」
誰だこの人は?
果たして、私の知り合いにこんなイケメンはいなかった。
それにしても、疑問ばかりが脳に浮かぶ。
『なんで、私の名前を知ってるんですか?』
knmc「え、あぁ、そりゃあ、○○のことを愛してるからじゃないですかね?それ以外何だって言うんですか」
『え゜』
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