テラーノベル
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──────────────ガチャ
『どうぞ、mmntmr様、It様。あなた方以外はもう既におります。』
rir-さんは、私たちが歩いてきているのを見ると、少し皮肉めいた口調でそう言いながら豪華な扉を開き、私たちを案内する。
そのまま、rir-さんに軽く会釈をし、大広間へと足を踏み入れる。
「mmさんたちもきましたね」
「こっちにmmさんたちの席ありますよ〜! 」
iemnさんとznさんが手を振って私たちを呼んでいます…が、znさんが指さしている席、豪華すぎません?私の席に限らなくても、皆さんの席もものすごく豪華な気が…
席に座り、周りを見る。やはり、デスゲームなんて言われて緊張が解けるわけもなく、皆さん各々静かに席に座ってその時を待っています。
『皆様、会場にお越しいただきありがとうございます。それでは、楽しい楽しいゲームの時間です。』
『それでは、本日一ゲーム目のプレイヤーを発表いたします。
本日一ゲーム目のプレイヤーは、mmntmr様、iemn様、It様、htmngu様の四名です。』
そう、無慈悲にも告げられる。一ゲーム目からプレイヤーとか、私死ぬかもしれませんね。
『そして、プレイしていただくゲームは、ドローポーカー。…あれ、ご主人様方の中にルールを理解していらっしゃらない方がいらっしゃますね。分からない方は各自で調べて頂ければ幸いです。…ですが一応、こちらでも軽くルールを説明したいと思います。
まず、このゲームにおける負け、は最初持っていた持ち金が全てなくなることです。そして、今回は一人を除いて全員の持ち金がゼロになるまでゲームを続けさせていただきます。簡単なゲームの流れはこちらです。
1.初めの持ち金を配る(800円)
2.ディーラーを決める
3.参加費(アンティ)を出す
4.カードが配られる
5.一回目のベット(ディーラーの左の人から)
・ベットには種類があり、コール(前ベットした人と同じ金額賭ける)、レイズ(前ベットした人より多い金額賭ける)、チェック(賭けずに様子を見ること、既に誰かがベットしている場合は使えないので、1番最初に賭ける人しか使えない)、フォールド(簡単に言うとリタイア、)
6.カードを入れ替える(ドロー)
・ここで役っていうのをつくる。例えば手札が全部同じマークのカード、とか、役にも色々な種類があるので、できるだけ強い役を作れるようにドローする必要がある
7.二回目のベット(もう一度一周)
8.手札を見せて勝負
この流れで勝者が決まるまでゲームを続けさせていただきます。尚、ディーラーは最初に決まった人から左隣へ順番に回していきます。こちらでルールがあまり理解できなかった方はご自身でお調べ下さい。
それでは、プレイヤーの方々は席にお着き下さい。』
rir-さんはそういうと手に持っていたスイッチを押す。その瞬間、目の前の舞台にかかっていた幕が引き、私たちの目の前に、豪華なテーブルが乗った、これまた豪華な舞台が現れる。
「ほら、ビビってても何も好転しないでしょ、行くよ。」
呆気にとられていた私の肩をItさんがポンポンと叩く。実際はもう少し強かったと思うんですけど、今の私にはそれぐらいがちょうどいいです。
「ビビってなんていませんが?ほら、Itさんこそ私なんかに構ってていいんですか?」
「うるさいババアだな!」
舞台へと向かっていく4人の中で、私たちだけ騒がしかったのは言うまでもないでしょう。しっかりrir-さんに叱られました。
『それでは、プレイヤーの皆様が席に着かれましたので、ゲームを開始します。』
そう、rir-さんが言うとテーブルの真ん中からトランプが出てくる。…本当にここに来てから私たち、驚かされてばかりですね…。
「…おぉ〜…」
Itさんの声でハッと我に返り、目の前に視線を戻す。そこには8枚の金貨が積まれており、そこには100と書かれていました。
…これが0枚になれば体のどこかの部位がさようならとか…怖すぎますね。
『まず、ディーラーを決めるので、トランプを一枚ずつ取るってください』
その言葉を合図に、私たちはテーブルの真ん中に置かれているトランプの山から一枚ずつカードをめくる。
それを目の前に表にして置き、全員のカードを確認する。
「俺がAなんで、ディーラーは俺ですね」
「それじゃ、皆さん参加費を出しましょうか」
各々参加費を出していく。自分の命とも呼べるこのコインの一枚を手放すというのはここまでら嫌なことなんですね、さすがに少し手が震えます。
「カード配りますね」
そう言い、手際よくカードをシャッフルし、他のプレイヤーにカードを配っていくiemnさん。その手もまた震えていて、このゲームがただのお遊びじゃないことを物語っている。
自分に配られた5枚のカード…ハートの6と8に、ダイヤの9、スペードの1と4ですか…このゲーム、結構運要素が強いんですよね…私の今の手札は悪い方…というか、ほぼ最悪ですね。
…他の人は…やはり皆さんさすがに表情には出しませんよね。…ですが、多分この中で今私が弱い方の手札だということは分かります。
「じゃあ、俺の左…htmnさんからベットお願いします」
iemnさんのその言葉を合図に、htmnさんがチラチラと手札を見ながら言う。
「…ベット」
そう言い目の前に積まれているコインから一枚取り、テーブルの中央へ置く。
…さて、次は私の番な訳ですが…これはさっきも言った通りただの遊びじゃありません。なので私は…
「フォールド」
「へぇ〜、mmさん手札悪かったんだね〜…んま、私もだけど…私もフォールドで。」
苦笑を浮かべながら私の次の番のItさんもゲームから降りる。このフォールドというのは、参加費は取られますが、それ以上はこのゲームでは増えも減りもしない…まあリタイアってことですね。
「…じゃあ、俺はレイズで。」
iemnさんがそう言いテーブルの中央に2枚のコインを置いた瞬間、htmnさんの表情が強ばる。レイズは前にベットした人より、多い金額を賭ける、ということだ。つまりiemnさんはhtmnさんに勝てる自信のある手札を今持っているということで…。
「では、htmnさんからドローしてください」
「…」
htmnさんは黙ったまま2枚のカードを捨て、山札から2枚カードを引いてくる。
…自分の事じゃないのに少しどきどきしてしまいますね。
「俺はこのままでいいです。」
…おっと…iemnさんやはり最初の手札が相当強かったようですね。
そしてそのままゲームは二回目のベットへ。
「…ンマッ…ベット」
iemnさんの、あの自信ありげなレイズを聞いても賭けを降りない…ですか、これはhtmnさんもそこそこ強めな役持ってそうですね。
「俺は一回目と変わらずレイズで」
…iemnさんやっぱり最初の手札が強かった…というか、ここでもレイズで賭けてくるあたり、ストレートぐらいはありそうですね。
そして2回目のベットが終わり、運命の結果発表…まあ私たちからしたらどっちが勝っても関係ないと言えば関係ない…ですが、まあiemnさんが負けてくれた方が助かる…んですかね?
「手札をオープンしてください」
緊張した雰囲気の中、カードが場に出される。htmnさんが3のスリーカードで、iemnさんが…
「フラッシュ、俺の勝ちですね。」
確かにその役であれば最初からドローしませんよね。そのまま勝てる確率の方が高いですしね。
これでiemnさんの持ち金が1300円、私とItさんが、700円、htmnさんが500円…ですね。まあ私とItさんはここからどう転ぶか…二ゲーム目に託されてますね。
『それでは、二ゲーム目、ディーラーはhtmngu様。ゲームを開始してください。』
htmnさんがカードをシャッフルし、私たちへと配る。
…さすがに二ゲーム連続で弱い手札とか来て欲しくないですね…。さて、どうでしょうか。
なんて、そんなことを考えながら配られた手札をめくる。正直言って、ここら辺である程度強さのある手札が来てくれないとそこそこまずいんですよね。
私がここで勝負に出れなくて、またiemnさんが勝ってしまったらiemnさんの独壇場になってしまいます。そんなことになるぐらいなら私がここで勝負に出た方が….まだ止めれる確率が上がりますし。
….手札は…スペードのA、J、9、6、3…!!最初からフラッシュ….しかも数字もそこそこ高めのもありますし、なんならAもありますね。…これなら全然勝負に出れそうです。
…さて、それじゃ第2ラウンドといきますか…!!
コメント
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私って、やっぱり残酷なのか?…(リクしたの私なのでぇ…
続きが楽しみですな〜