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はい、はい。私はド屑でございます。
頭痛い。
頭痛とともに起き上がる
「何やってたんだっけ…」
たしか俺は…
「…っひッ!」
不意に、頭に添えていた手を見ると
真っ赤な血が着いていた
「なん…なんだよこれは……」
「おや、お目覚めですか」
「は…?」
「申し訳ない、驚かせてしまったのなら」
誰なんだコイツは。なんなんだ
嫌に綺麗な顔立ちをしている
まさかコイツが殴ってここに連れてきたとでも?
「お前は誰なんだ…何処なんだよここは!」
「私が誰かなんて貴方がいちばん知ってるでしょうに…」
困った顔で苦笑してる姿を見ると
少し見覚えがある気がしなくもない
「質問に答えろ。ここは何処だ。」
「ああ、ここは…穴倉?ですかね」
「あなぐら…….. そして、お前は誰だ。
知人だとしてもお前みたいなやつは見覚えがない!」
「………..が……んだくせに。」
「聞こえないんだが…もっとはきはき喋」
「貴方が産んだんですよ..」
「…は?」
「貴方が産んでくれたおかげで私はここに居る!
なのになのになのになのに!!見捨てて!!!
ちゃんと役割を果たして下さいよ今度こそ! !
私まだ字も完璧に分からないのです。だから教えて!
あの時みたいに!あの頃みたいに!!!!」
「ちょっと待てよ…産んだ記憶なんてない…
第一俺は男だぞ…?産めるはずがないんだ…..」
「あら。完璧に覚えてらっしゃらない?
ロボットなんだから男性でも産めますよ。」
「ますます覚えがない!
お前、狂ってんじゃないのか?ロボットだとか何とかって!」
「狂ってなんかありません。ただ、嬉しくて舞い上がりそうです。
また博士を近くで拝める日が来る…」
「分かんねぇ…ちっとも 分かんねぇよ……」
「…じゃあなんだ?俺が博士とやらに似てるから攫ったのか?」
「そうですね。正確には、 私達の存在を忘れてるようなので
思い出してもらおうと思いまして…大丈夫ですよ!
一緒に居ればいつか…思い出せますから…」
「それまでの辛抱です。博士…」
解説とかは人気だったら出しマース