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「注意」ニキしろ?しろニキ?要素最後にちょっとあり、学パロだけどあんまそうっぽくないです。王様ゲームのお題募集します地雷特に無いです。お題来なかったら自分で考えます。過去にボツになったやつです
ニキ視点
キーンコーンカーンコーン…
「ほらお前ら席つけ〜遅ぇぞー」
4限目が始まって先生が教室に入り、今までのやかましさが嘘の様に静かになる。俺の右斜め前の席にいるキルは授業を聞かず時計を眺め、さっきまで廊下で友達と話していたりいちょは急いで席に戻りノートに落書きを始める。俺も先生の話なんて聞く訳もなく手に持っているシャーペンで暇をつぶす。これが2年A組の俺たちの、いつも通りの風景である。
「今日放課後俺んち来ない?今日親いないんだよね」
キルがスマホ片手に、椅子にもたれ掛かりながら話し始める。
「キルちゃんえろー、そうやって女の子連れ込んでるんだ」
「うっせえガキ」
りいちょは軽くこずかれながらも楽しそうにニヤける。
「行きたーい、何人か連れてきていい?」
「あー俺知ってるやつ?」
「ボビー、シード辺りかな」
「ならいいよ、弐十くんも呼んでいい?」
そんなこんなでダラダラ喋りながら授業と休み時間を交互にこなしていく内に、あっという間に学校は終わった。キルの家に集まるメンバーは俺、キル、りいちょ、ボビー、弐十ちゃん、シード。他のメンバーは塾があるだ予定があるだで来れなかったらしい。
俺、りいちょ、ボビーは先に集合しキル家へ向かうことにした。連絡したところ弐十ちゃんはもうキルちゃんの家にあがっていて、シードは家が遠いから少し遅れて来るらしい。鍵は開けっ放しにしてるらしいからそのまま家へ入る。
「お邪魔しまーす」
「いらっしゃい、荷物そこら辺に適当に置いといていいよ」
「いらっしゃいませー」
俺たちが部屋に入ってすぐにキルちゃんと弐十くん出迎えてくれた。
「この家ボロいけど結構居心地いいでしょ〜」と弐十ちゃんが言うと「なんでお前が偉そうにしてんだよ」とキルちゃんが指摘する。弐十ちゃんはよくキルちゃんの家に行ってるから多分慣れているんだろう。
「今日何すんの?ゲームとか何も持ってきてないで」
ちょっと考えてから俺が「アレでしょ、ちんちんつんつんゲーム」と言うと
「なんでなつこ居ないのにわざわざやらないといけんのや」と大声でボビーが返してくれた。
「アレやろうよ、王様ゲーム!」
「おーええやん」
弐十ちゃんが指を天井にさしながら提案をし、ボビーがそれに楽しそうに乗っかる。
「弐十くんそれドMしか喜ばないゲームだよ」
「りいちょそれ俺にも刺さっとる」
「ドMさん達がやりたそうだしやってあげますか〜」
「そうだねニキくん、尊厳を自ら捨てにいく女にモテない変態家畜ドMさん達がやりたそうだからね」
「ちなみにトルテさん、あんたよりせんせーの方がモテてるよw」
「なあ早くやろうや…」
「割り箸キッチンのとこの棚にあるから誰か持ってきてー」キルちゃんが寝転びながら呼びかけ、俺は持ちに行きたくないので沈黙を貫く。
「俺取ってくる」
「ありがと弐十ちゃん」「ありがとー」
「変なとこ開けんなよ〜」
弐十ちゃんが割り箸を取ってきてくれた後、弐十ちゃんとボビーがペンで数字を記入していく。俺達はまだやっていない提出物を取り出しそんな様子を見守った。
「「王様だーれだ」」
「はい俺ー、3番今日ゴミ捨ての日だから隣の部屋にあるゴミ袋1個片付けといて〜」
キルちゃんがニヤケながら命令を下すとりいちょが悶えだす。
「おもんないってー!どうせならもっとエロいやつとか面白いやつとかさあ!」
「えっ!?王様ゲームって私欲を満たすゲームじゃないんですか?とりあえず言ってきてくださーい」キルちゃんが煽り出したのでりいちょにバイバイとだけ言って俺は手を振っといた。
「男しかいないのにエロイ命令ってのもキモイけどなw」
弐十ちゃんのツッコミに笑いながら俺は隣にいるボビーの番号をどう盗み見るか考えていた。
コメント
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お題リク失礼します! ポッキーゲームかメイド、バニーのコスプレをッ!🫶🏻️︎