🫧💧「はぁ、、」
今の時間は1時。気づけば日を跨いでいた。
🫧💧「うわっ、もうこんな時間やんけ…」
🫧💧「ブラックに勤めたらこんなんなるんや…」
元々そういう雰囲気はあったけど就職先はここしか行けなかったから仕方がないと言っても嘘にはならない。
🫧💧「ほんま…何でこんなとこ来たんやろ…」
🫧💧「親のカフェで働いた方がよかったりしてな…はは…」
そんな独り言も暗闇に消えていく。
街灯の光に照らされて水面に映るのは、ベンチに座った隈の出来た自分の顔だ。
🫧💧「…ブサ」(笑
流石に自覚するくらいの隈の濃さだったから、自分で笑ってしまっていた。
🫧💧「ん ~ …眠…」
🫧💧「このまま永眠してもうたらどないしよ ~ 」(笑
🧊🫧「じゃあそのままタヒね。」
🫧💧「…は?」
🧊🫧「え?」
🫧💧「ちょっ!!!あんた誰や?!!」
🫧💧「もしかして幻覚と幻聴か?!!」
🧊🫧「え?違うけど??」
🫧💧「…幽霊?!!」
🧊🫧「ちがぁぁぁう!!!」
🧊🫧「だぁれが幽霊だ!!!れっきとした人間じゃボケぇ!!!」
🫧💧「タヒんだ事に気付いてへんちゃうん?」
🧊🫧「お前ピーしてピーするぞ」
🫧💧「ごめんなさい」
🧊🫧「よろしい」
🫧💧「そんで、何か用?」
🧊🫧「いや、あんたが永眠とか言ってたから乗ってやってただけ」
🫧💧「なんやそれ」
🧊🫧「こっちのセリフだわ」
🧊🫧「…ねぇ、名前は?」
🫧💧「水零(すいれい)。君は?」
🧊🫧「氷泡(ひょうあ)。」
🫧💧「ひょうあ?漢字どうやって書くん?」
🧊🫧「氷に泡って書いて氷泡。」
🫧💧「キラキラネ - ムみたいやな」
🧊🫧「それは私も思ってるよ」
🧊🫧「あんたの漢字は?」
🫧💧「水に零で水零。」
🧊🫧「ふ ~ ん」
🫧💧「自分で聞いておいてめっちゃ興味あらへんやんけ」
🧊🫧「いや、私よりはマシだな ~ ってだけ」
🫧💧「それはそうやな」
🧊🫧「ねぇ、急で悪いんだけど、あんたブラックなとこで働いてるんでしょ?」
🫧💧「…え”」
🧊🫧「何よ」(拗
🫧💧「何で知っとるんかな ~ って…」
🧊🫧「あんたが愚痴ってたからでしょ?」
🫧💧「…どこから聞いてたん?」
🧊🫧「何でこんなとこ来たんやろ ~ のとこから」
🫧💧「うわ、めっちゃ最初やん…」
🧊🫧「それで!!!ブラックなとこで働いてんのかって聞いてんの!!!」
🫧💧「…まぁ、そうだけど」
🧊🫧「じゃあうちで働きなよ」
🫧💧「はぁ?」
🧊🫧「だってブラックで働いてたらいつか自殺するわよ」
🫧💧「そ ~ れは…」
否めない気持ちが勝ってるなんて言えへんっていう男のプライドがッッ
🧊🫧「顔に出すぎよあんた」
🫧💧「え、」
🧊🫧「ま、あんたがそこでいいなら私は何も言わないわ」
🧊🫧「どうする?」
🫧💧「…」
行ってもいいかもっていう気持ちが7割。
いや、怪しいやろっていう気持ちが3割。
まぁ、行ってみる価値はある。
🫧💧「分かった。」
🧊🫧「ほんと?!ありがと」(笑
🫧💧「…!」(照
笑顔が可愛いと思ったのは秘密。
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読み切り書くの下手すぎわろた
というか氷泡ちゃんと水零くんが可愛いすぎる件
何かイラスト載っけれねぇから後でのせとくわ