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乾麵🍚
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#その他
らみょん
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ut「 ねぇ、tnち 」
そう、彼に問いかける。どうした、って返事が返ってくる。
僕から彼の表情は見えないし、彼から僕の表情も見ることは出来ない。でも、僕もtnちも、明らかに涙声になっていて思わず笑いが溢れてしまった。
ut「 ッみんなさ、怒ってるかな? 」
少し笑いを混ぜながら、聞いてみる。
tn「 utは、他の奴らが今の俺等と同じ目に遭ってたら 」
怒りたくなるか?と、僕の方を振り返る。
tnの目元や鼻は少し赤くなっていて、彼も涙を流すんだなぁって、初めて思った。だって、tnが泣く姿とか見たことあるわけないし
涙をそもそも流さないというか、泣きたいけど人前では我慢して、一人で静かに泣いてる系の人だと思う。そっちの方が解釈一致だしね
って話は今することじゃないか。
ut「 …怒るかもしれんけどさ、それより安心が勝って泣いちゃうかも 」
僕の場合は、やけどね、と出来るだけ優しい笑みを浮かべる。
上手く笑えてたかは分かんないけど、tnちは僕の表情を見て、一瞬目を見開いた気がしたけど、すぐに柔らかい笑みを見せてくれた。安心しているような、そんな感じ。少し困った感じも追加で
tn「 なら、彼奴等もそうやない? 」
そうかなぁ、とふと思ったことを口にしてしまうが、多分彼奴等も泣くと思う。だって、怖い顔してるけど案外優しい奴らばっかりだし。目の前にいる背の高いヤツもそうなんやけどさ!
案外感情豊かなメンバーだと思ってる。身内に対しての場合やけど
僕らは今、総統室にいる。
いつもの景色と瓜二つの建物にある、声が一般の人と比べると低めの、甘いものが大好きな彼が、いつも仕事している場所と瓜二つの部屋。此処が現実なのではないか、と何度も何度も思いたくなるほど似ている。
でも、総統室についている窓の外へと視線を向けてみても、向こう側に映る景色はあまりにも夢を見ている時みたいに色も空間そのものも、全て歪んで見えていて、酔いかけた。
酔いかけたというより吐きかけた。やばかった。
tn「 d先生、大丈夫か? 」
同じく総統室で、何かないかと探索をしていたtnが、心配の目を向けて話しかけてきた。
大丈夫だ、と声をかけるが、胃に残る気持ち悪さは未だ残っており、少ししんどい気がするけど、探索を再開する。
─────なぜ、こんな事になったのだろうか。
tn「 そっちはなんか見つかったか? 」
ut「 …何も 」
tn「 ……そう、か 」
沈黙が続く。
その時間が増えるたびに、心の底で何処か焦りと恐怖を抱き始める。
このままの状態が続いたら、どうなるのだろうか。という好奇心と同時に、このまま此処に居続けたら危ない、と本能が叫んでいるような、タヒへの恐怖のようなものが、だんだんと積まれていく。
ut「 …ッ、ほんまに、帰れるんかな 」
tn「 …分からんけど、探すしかないやろ 」
ut「 …せや、な… 」
もう此処にはいたくない。帰りたい。のに、帰れないこの状況を見て空気が暗くなる。
完全に諦めムードみたいな感じで、どうすることも出来ないのかなと思い始めている。
tnの方を見る。
顔は背けられていて、表情は見えなかった。でも、多分僕と同じ気持ちなんだろうなと思ってる。
怖い
急がないと
不安
どうすれば
無理なのかな
負の感情がだんだんと降り積もり、心が痛くなってくる。
苦しい。
出口さえ、見つけれられば後は簡単なはずなのに、なんで
tn「 …?大先生、あれ 」
ut「 え? 」
tnちの方を向くと、彼が何処かへと指を指していた。そちらの方向を見ると
ut「 …なんや、あれ… 」
部屋の端に置かれていた全身鏡が薄っすらと光っており、その鏡に映っているのは───
ut「 gr、ちゃん……? 」
コメント
2件
うおおお! ふたりぼっちも更新…✨ まぢで楽しみにしてんます、頑張ってくだせぇ。
もうっ、このエピソードめっちゃ切なくて泣きそうになったよ……😭💦 二人とも涙声で笑い合うところ、tnちの涙を初めて見て驚くutくんの心情、すごく繊細で胸にグッときた…! 「帰りたい」って本音が漏れるシーン、すごくリアルで、一緒に焦ってる気持ちになった。最後の鏡に映ったgrちゃん…!?