なんで、こうなってしまったのだろう
俺はいつもどうり通勤していたはずだ …
いつもどうりバレーをして、飛んで、打って
皆さんと一緒に高台に登るはずだった。
なのに
人生は上手くいくことばかりじゃない
俺は
日向翔陽は、 「 飛べなくなった 」
看護師「日向さんー!朝ですよー!!」
看護師「もうすっかり春ですね〜✨」
そう言い、看護師さんはカーテンを開ける
春だから桜が満開で、綺麗で美しかった。
日向「…おはようございます」
こうして、日常が始まる
嫌気がさすくらい眩しい太陽 あの頃は…
好きだったはずのものが ……今は、、
日向「もう好きじゃないから…閉めて下さい。気分が…悪くなる…… 。」
看護師「たまには陽の光も浴びないと!
だけど、辛いなら無理にとは言わないよ
1歩づつ、ゆっくり進んでいこうね。」
看護師「そうだ!夕方になれば日差しが弱くなるし、桜も満開だからさ !!
私と一緒にお花見ついでにお散歩しましょ?
きっと空気が美味しいわよ (ニコ」
毎回起きる度に散歩に誘われる。
配慮してくれているのは分かっているけど
もう外に出たくない…これが本心だった
日向「…少しなら、 無理になったら帰るからね 。
看護師「ッ!!うん!頑張ろうね✨ (ニコニコ」
看護師「そうとなれば、まずは朝ご飯だね!」
まっててね 。 そう言いながら看護師さんは扉の外に行った。俺の朝ご飯を取りに行ってくれているんだろう …だけど
ここに来てから、 まったく食欲が無い。
大好きな卵かけご飯も…食べれない
無理に食べようとしたら吐いてしまう
また 点滴かな 。
迷惑かけて…俺なにしてるんだろ笑
……皆に会いたいな、
ドアが開く
眠い目をこすりながらドアの方へ
視線を向ける そこには招かれざる客がいた
侑」な…んで、、ここに居んねん!!」
「 翔陽くん!! 」
あぁ、懐かしい声だ、 嬉しい。
また聞けるなんて…何ヶ月ぶりだろうか
心臓が高く鳴っている
今にも飛び出そうなくらいに……
日向「…侑さ ん お久しぶりですね 笑」
日向「元気……でしたか?」
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ごめんなさい