テラーノベル
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バスケ部。
運動ができる。
でも身長は低め。
勉強もできる。学年で4位。
努力家。
優しい。
ツンデレ。
私はそんなあの子が好きだ。
あの子の隣にいても恥ずかしくないようになりたい。その一心で頑張った。
眼鏡をコンタクトにした。
メイクも勉強した。
勉強も頑張って13位になった。
運動はできない。諦めた。
髪の毛も大切にした。
だけどあの子は気づかない。
どんだけあの子のために頑張っても、努力しても、愛しても。振り向いてはくれない。
諦めようと思った。
でも諦められなかった。
あの子が優しいから。可愛いから。美しいから。
今日も遠くから君を見ている。
綺麗で長い髪。
細めの体。
整った顔。
笑った時の幸せそうな顔。
私といる時そんな顔見たことないよ、笑
私には告白する勇気もない。
嫌われたら嫌だから。
もしも私が男だったら、と考える
今日もあの子は美しい。
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