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地雷少女達の愛は重い ~助けたヤンデレ量産系巨乳美少女達にストーキングされて人生詰んだ件~
第21話 - 第21話 確かにスカートの中まで再現されているか確かめないといけないけれど……。
2,471文字
2026年07月06日
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2026年07月06日
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◆◆◆◆
時刻は15:00前、ミィとは明大前駅で分かれた。
今日はお給仕があるらしく、早めに新宿へと行き時間を潰すとのことだ。黒色の小さなショルダーバッグの中に今日買った雑貨を入れ、大量のお菓子が入ったビニール袋を持つミィに手を振り明大前駅で降りる。
編集者さんからの返信はないかスマホで確認をしながら帰路に着くと、チェーン店のカフェから出てきた黒髪ロングの人物に声をかけられた。ベージュのセーターに茶色のロングスカートその上からグレーのミドルコートを身に着けている。全体的にニット系で統一されフワフワとした服装であり、メイクと合わさり、彼女からは大人女子という雰囲気が漂っている。
「あ、優斗。ちょうど『今からきみの家に行くよ。』って連絡を入れようと思っていたんだ。今度のコミケのコスプレを見てもらいたくてね。一緒にコーヒーでも飲みながら、僕のコスプレの感想を聞かせてよ。」
この人は紅羽(クレハ)、主にイベントなどを中心にコスプレを行っている。紅羽は笑顔を浮かべながらチェーン店の紙袋を掲げた。紅羽がイベントに参加するときはいつも俺が事前にコスプレ衣装のチェックを行っているため、このくらいの時期に連絡が来るとは思っていたが……。
「分かった。ただ今日は申し訳ないんだけれど、23:00頃には帰ってもらえないかな?」
紅羽はニヤリと笑い俺に顔を近づける。
「うん、良いけれど、もしかして新しい彼女でもできたの?」
「そういうのじゃないけれど、知り合いが荷物を取りに来るかもしれないんだ。」
嘘ではない……。ミィのやつ、俺の家にデカいリュックを置きっぱなしでメルラブへと向かいやがった……。つまり、ミィは俺の家に自分のリュックを取りに来るという事だ。恐らくその後、俺の家に泊まると言い出すだろうが……。
何にせよ、紅羽にミィの事がばれたらややこしい事になりかねない。幸いミィはお給仕に行ったら24:00以降までは帰ってこないので、1時間も前に帰ってもらえばミィと紅羽が鉢合わせる事はないだろう。
「な〜んだ、つまんないの。久しぶりに優斗の家に泊まるつまりだったのに――。でも、りょ~か~い。23:00まで居て良いのなら一緒に夕食を食べようよ。」
紅羽は腰を屈め、俺の事を除き込み上目遣いで敬礼をする。
「良いね。久しぶりにピザでも頼もうか。」
俺の家に着き、紅羽の買ってきたコーヒーとドーナッツをテーブルに並べ一緒にソファーに座る。紅羽は大きめのハンドバッグからタブレットPCを取り出し、何度かスワイプをしてから俺に画面を見せた。
「今回は、優斗の作品のヒロインのコスをしようと思うんだよね。」
紅羽のタブレットには、先日打ち切られた俺の作品のメインヒロインの一人が表示されている。メイドのキャラクターで、俺の生み出したヒロインの中では露出が少ない方だ。黒髪ロングで銀縁の眼鏡をかけており、メインヒロイン達の中では一番のお姉さんキャラクターである。ちなみに胸の大きさも作中で一番大きい。
「衣装はどうするんだ? 俺の作品のコスプレ衣装なんて市販されていないと思うけれど。」
自分で言っていて悲しくなる……。アニメ化もされておらず知名度も高くない俺の作品は、コスプレ衣装はもとよりグッズが殆ど作られていない。
「それは大丈夫。似たメイド服があったからそれを購入して、知り合いに頼んで手直しをしてもらったんだ。この後着ている姿を見て、想像と違う箇所はないか判断してよ。」
紅羽は大きなカバンを持って洗面所へと入っていった。しばらくして少し恥ずかしそうに俺の前に立つ。
「ど……どうかな?」
俺の頭の中に浮かんでいたヒロインがそのまま現実に出てきたみたいだ。俺は紅羽の馬鹿でかい乳袋を揉みしだきながら感想を言う。
「俺の頭の中を覗いたんじゃないかと思うくらいイメージ通りだよ。ただ、表情はもう少し堅苦しい感じの方が良いかも。『普段はお堅いお姉さんが、主人公と一緒にいるときだけ隙を見せる。』っていう所が、このヒロインの魅力なんだ。」
「分かっているけれど、やっぱり恥ずかしい気持ちの方が勝っていて……。」
「また今回もカメコに囲まれるんだろ。それなら今の内に慣れておかないとダメだろ。」
「それはそうだけど……みんなに見られるのと、優斗だけに見られるのは恥ずかしさの種類が違うって言うか……。」
「わけわからねえ事を言っているんじゃねえ!」
そう言いながら、俺は紅羽のスカートをめくろうとすると、紅羽は真っ赤になりながらスカートを抑える。
「何やっているんだよ! 変態!」
「いや、スカートの中まで再現されているのか、確かめておこうと思って!」
紅羽は俺から顔をそらせ、耳まで真っ赤にしながら消え入りそうな声でつぶやく。
「……再現しているけど……見せるわけないじゃん……。馬鹿……。」
◆◆◆◆
その後、細かい指摘を行いピザのデリバリーを頼む。元のセーターとロングスカートの姿に戻った紅羽がピザを受け取り中を開けると、部屋中にチーズの良い香りが広がった。
Lサイズピザのハーフ&ハーフ――1枚のピザに対し、別々のトッピングを半分ずつ盛り付けられている形式で注文を行ったため、ピザの右側は俺の好きなジャガイモとバジルのピザ、左側は紅羽の好きなシーフードピザとなっている。
「優斗って、いつもそのピザを頼むよね。」
「お前もいつもシーフードだろ。」
紅羽と俺でピザを頼むと、いつもこの組み合わせになり、サラミやベーコンの乗った普通のピザを頼んだことがない。俺と紅羽以外にもう一人誰かがいて、そいつが普通のピザを頼んでくれれば……なんて考えていると、ふとミィの姿が思い浮かんだ。
それはダメだな……。あいつを紅羽と引き合わせると面倒なことにしかならないだろう……。
そんな事を考えていると、おもむろに家の鍵が「ガチャリ」と音を立て、
「ただいま~。」
とミィの元気な声が聞こえた……。普段お給仕がある日は24:00以降にならないと家に来ないのに……今日はまだ20:00を過ぎたばかりだぞ……!?
#ラブコメ
モノクロナツキ
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#AIイラスト
コメント
1件
うわっ、これは思わぬ鉢合わせ展開……! 紅羽とのコスプレチェック、めっちゃ楽しそうな空気だったのに、最後のミィの「ただいま~」で一気にヒヤヒヤしたわ。スカートの中の再現確認ごっこ(?)で紅羽が真っ赤になるシーン、キャラの掛け合いが自然でグッときた。次の話どうなるんだろ!