コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
部活が終わって…
めっちゃ気まずいやんか…
部活中は…侑くんからお姫様抱っこの
ことを聞いてしまったから…顔は見れんし…
タオル渡す時もあまり話せんかった…
これから…家に送ってもらうまでこんな空気が重い中過ごすやなんて…ホンマに勘弁して欲しい…
私のミジンコ並に小さな心臓が確実に潰れてしまう…
そうや…話あるって…そもそも…今まで送ってもらってたけど…これからは1人で帰りって言われるかもやし…わからんやん…
そう頭の中で1人でもんもんと考えてると…角名くんが来た…角名くんはいつもと変わらず…手を差し出してきた…
「待たせて…ごめん…はい…」
私は驚きつつ角名くんの手に私の手を重ねる…
大きくて…暖かな角名くんの手…
角名くんはしっかり私の手を握る…
「〇〇頭…大丈夫…?痛くない?…侑のサーブに気が付かなくてごめん…」