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放課後…になったのはいいが、またしてもアイツに付き纏われている。これで何十回目…いや、何百回目だ…?
「なんだお前………」
『…?え、俺はシャケの運命の人で旦那で嫁で彼女で彼氏でお父さんで息子で弟で兄で近所の仲良くしてくれる人で同級生で隣の席でシャケとお似合いカップルの後輩…だけど…?』
『間違えた、ですけど』
「お前敬語下手すぎるからタメ口でいいよ」
『えっいいの!?やった〜、じゃあお言葉に甘えて!』
「一定の距離感は保てよ」
『わかりましたよ〜だ』
「じゃ、俺帰るから」
『?泊まらないんだ?』
「は?」
『俺の家泊まって行ってよ、お願い。俺はシャケの運命の人で将来の旦那様なんだから』
「え、無理…」
『拒否権なんている?』
「いる」
『でも俺たち両想いだよね?ほら泊まってよ〜、お願い♡』
「それはお前の妄想の中だけ…」「………………………っ?!?!」
うわこいつ普通に手出してきた…!力強っ!?
『じゃ、行こっか!』
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ㅤ『ほらシャケのために部屋綺麗にしたんだよ?』
結局抵抗できず家まで来てしまった…
「あー…その、親御さんは…?知られたら怒られるから早めに帰したほうが…」
『俺の親仕事の都合で出張とかめちゃくちゃ行くタイプなんだよ。しかも同じ職場で共働き中〜、偶に仕事部屋での仕事中見させてもらってるんだけど将来の俺とシャケくらいラブラブでまさに運命って感じだよ』
「なんとなくお前がこうな理由が分かった…」
早く帰りたい…そもそもなんだよ運命って気持ち悪い、コイツ自体はそこまで嫌いじゃないけど運命は嫌いだ…
「…ごめん、ちょっと用事を思い出し…」『なんの用事?』
「あー、いや、その大事な…な?」
『大事なことなら付いてくよ、だって運命の人だから!』
…今がタイミングだ、!
「…ひ、1人で行けるっ!!」
そう言うとダッ、と俊敏に荷物を持ち今までないほどの速さで家を出ようとした。ここまで速く走ったのは久しぶりかもしれない…
『待って〜…!』
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「はー…はー…っ、゛………ひゅ゛っ…」
…ようやく家まで着いた…足痛ぇ…
がちゃ、とドアを閉め家の鍵があるところ全てに鍵をかける。
「アイツおかしいだろ…!!」
意外と疲れていたらしくそのままリビングのソファーで眠ってしまった。
『意外と家近いんだね』
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