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お互い様／ kn . shp

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お互い様／ kn . shp

第1話 - 嫌わないで

430

2023年01月30日

#wrwrd!

#kn

#shp

二瀬 . 📘🕊

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430

二瀬 . 📘🕊

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・　コネシマさんが泣きます

・　腐ではございません

＿＿＿＿＿＿

shp 視点

自分には太陽の様に明るくてちょっと

うるさいけど尊敬できる先輩がいます。

けどわいは冷たい態度しか取れなくて

いつか嫌われるんじゃないか、なんて事に

怯えながら過ごしてます。

…

廊下をふらついて歩いていると

鬱先生に遭遇した。

「　…ぁ、大先生やないスか　」

「　お、ぴーくんやん　」

「　どないしたんです？こんな時間に　」

「　あー…いや、なんもないわ　」

今の言い方絶対なんかある奴じゃないですか

「　…？そうですか　」

「　あ、そうそう、シッマ最近部屋から

　でーへんくなったよな　」

「　え、そうなんすか？　」

最近姿が見かけないなと思ったら…

部屋から出てこないのか。

「　おん、せやねん。原因不明らしくて

　部屋に鍵が掛かっとるから入れんねんて　」

「　なるほど…… 」

「　ドアぶっ壊す方法もあるねんけど

　それはとんちが怒るからーって　」

「　…あ、わい、合鍵持ってるんで

　　開けましょうか？　」

「　え！？まじで？ナイスぴーくん！

　　開けてや！　」

「　了解っス　、　」

＿＿＿＿＿＿

kn 視点

俺には後輩がおるんやけど、

いつも元気に話しかけても素っ気ない

返事してくるねんな。

そんでついこの間シャオロンとショッピくんの

会話聞いててん。

（『　ショッピくんってさー、シッマの事

　　どう思っとるん？　』

『　コネシマさんですか？んー………、

　　嫌いっすね。　』

『　まじで？裏ではめっちゃ好きー、とか

　印象持ってたんやけど　』

『　ある訳ないやないすか、好きやったら

　今頃冷たい反応しないです。　』　）

やっぱ嫌われとんのかな。

今回やってそう、部屋からでーへんのは

ショッピくんの機嫌を取るため、

こうでもせんと…俺のこと嫌いやのに

視界に入っちゃうんが尚更嫌になるかと

思ったんやわ、

しばらく経てばドアがバァン！という

大きな音と共に誰かが入ってくる。

「　コネシマさん　」

「　シッマ〜　」

「　ｯ…へ？　」

「　…は？なんでアンタ泣いて… 」

「　ちがっ、これはちがう、から… 」

止まろうとしてもさっきより更に出てくる。

「　止まれ、止まれやぁ… 」

「　コネシマさん…… 」

あかん、嫌われる、どないしよう。

駄目や、考えきれん。

「　大丈夫で　」

「　近寄らんといて！！　」

あかん、大声出して酷いこと言うてもうた。

どうしよう、取り返しがつかんくなる、

「　ぁ、ごめ、ちがう、ちがう…… 」

「　…コネシマさん、　」

「　ちがうからっ！嫌わんといて… 」

「　……は？　」

あぁ、言ってしもた、俺だけの秘密やのに

「　…あ、ごめ、ん… 」

＿＿＿＿＿＿

shp 視点

「　ちがうからっ！嫌わんといて… 」

「　……は？　」

嫌わないで？もしかして俺が先輩の事

嫌ってるって思われとる…？いや確かに

嫌いとはみんなに言っとったけど……

まさかこんななくとは思わんかったな…

「　…あ、ごめ、ん… 」

ふるふると震える彼、逆にわいの方こそ

嫌われてるんかと思ったわ、

「　大丈夫です。コネシマさん　」

優しく彼を抱きしめる。

「　ぅ、ごめ、ん、　」

「　謝らんといて下さい、　」

「　…う、ん　」

先程よりかは泣かなくなった。

…ほんと、世話が焼ける狂犬ですね。

＿＿＿＿＿＿

翌日 -

「　…おはよ、　」

「　…先輩、目真っ赤っスね　」

「　うるさいっ！！　」

「　んふ、wwwさーせんw 」

「　…別にいいけど　」

＿＿＿＿＿＿