君の隣は俺がいい

((ｶﾞﾁｬ

M｢みんな｣

L｢みこと！

あ、起きたんだね

良かった(ﾆｺ」

S｢…少し、今話を聞いてくれますか？｣

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【数年前】

M｢すちくーん!おはよう!!｣

S｢きょうもげんきだねーみこちゃん笑｣

M｢うん!!｣

((ｷｬｧｧｧｯ

S｢！ いこ!｣

M｢うん!｣

((ｸﾞｧｧｧｧｧｯ

M｢魔だ…!｣

S｢みこちゃん！｣

M｢うん！｣

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緑翠（りょくすい）すち

能力：無力化/回復

主要武器：なし

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S｢((ﾊﾟｧｧｯ｣

M｢やぁぁ！！｣

((ｻﾞｼｭｯ

｢ありがとうみことくん！！｣

｢ありがとう！！｣

M｢えへへ笑｣

｢やっぱり王子様ね」

｢能力も珍しいふたつ持ちなんでしょう？｣

｢すごいわねえ｣

｢それに比べて、あの子もふたつ持ちなのにねえ…｣

S｢！…｣

M｢すちくんおつかれさま！

さすがすちくん！！｣

S｢うん！｣

｢やだ、あの子なんか何もしてないじゃない｣

S｢…｣

M｢すちくん？｣

S｢ん？｣

M｢だいじょーぶ？｣

S｢うん！｣

わかってた

俺の無効化は見えない

だから、こんなこと言われ慣れてたけど…

俺はもう限界だった

逆に俺のせいでみこちゃんに被害が出るって考えたらもっと怖かった

だから…

S｢みこちゃん、俺はやめるよ｣

M｢…え？

なんで？一緒にいようって！｣

S｢俺は、みこちゃんとは違う｣

M｢何言ってんの！俺 ！｣

S｢みこちゃんは、きっと大丈夫だよ｣

M｢大丈夫じゃないよ、、ｯ｣

S｢…俺、限界なんだ…

ごめんね｣

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S｢俺は、逃げたんです ｣

M｢…｣

L｢2つ持ち、、に引っかかってるのは俺だけ？笑｣

I｢俺もそこだわ笑｣

N｢あーとりあえず、すちは、俺らの仲間になってくれるのか？｣

S｢逆に、こんなやつ…｣

K｢いや無効化と回復って強すぎでしょ…笑｣

L｢覚醒者じゃない奴はね、見えないものを信じようとしないんだよ

表で戦ってるやつに媚び売って後方には目もくれない

でも、俺らは見てるからさ ｣

I｢逆に後方は俺らが欲しかったタイプだよな

もちろんこさめもな笑｣

K｢うん！

こさめは、すちくんのこと非覚醒者だと思ってたし、まだよく理解してないけど…

でも！すちくんはこさめの友達だから！

こさめはすちくんを助けるよ」

S｢こさめちゃん、、｣

N｢ちなみに！隠し事はもう通じねえからな？

俺読めちゃうんで笑｣

S｢!…嫌だなぁ笑｣

M｢すちくん、こさめちゃん…

改めて俺たちフォニアの仲間になってくれますか？｣

K｢うん！ ね！すちくん！｣

S｢うん…笑よろしくお願いします笑｣