体調不良
僕が風邪ひいた時に急に思いついた作品です
続きあるぞ
(…うー、キツイ、、)
ピンポーン
「…ん」
布団の中でぼんやりしていた日本の耳に、玄関のチャイムが響いた
こんな時間に誰だろうか。そう思いながら、あの星条旗柄の男が頭に浮かぶ。
重い体を起こして、仕方なく玄関へと向かう
ドアスコープを覗くと案の定、あの男が立っていた。不法侵入されるよりかはマシだろう
「…はぁ、」
小さくため息を着きながら、ゆっくりとドアを開ける。
「よっ、日本!大丈夫か?」
アメリカはそう言うと、遠慮なしに家に入ってくる
「心配しないで大丈夫ですよ。…それより勝手に入るな」
日本は入ってくるアメリカをだるい体で止めようとするが、強引さにはいつも負けてしまう。
「そうつれない態度とんなよー…。ほら、熱計ったか?なんか食った?」
「大丈夫だって…、帰ってください」
冷たくそう言い放つと、アメリカは「むー、」と明らかに肩を落としてしょんぼりするように見せる。
けれど、すぐいつもの調子に戻った。
「まーまー、俺が看病してやるから。今日くらい甘えてくれたっていいんだぜ?」
そう言って、アメリカはニヤリと笑い、日本の肩に手を置く。
「…帰ってください…。」
「せっかく心配してたのにー…。」
「心配してんならもう少しいい方法があるんじゃないですk…」
日本はそういい切る前に、咳が込み上げてきた
「ゴホッ…ゴホッ」
「おわッ、大丈夫か?やっぱりきついんだろ。看病してやるから寝室行くぞ」
「…帰って」
「ずっとそれ言ってるじゃーん…。可愛げ無いなぁ」
アメリカはそう言いながら、日本の頬に手を伸ばしてくる
「…!」
日本は咄嗟に顔を背ける。
「…何がしたいんですか」
日本は、拾うと苛立ちで、少し潤んだ瞳でアメリカを睨みつけた。
アメリカは日本の潤んだ瞳に、一瞬ドキッとしたようだ。しかし、直ぐにいつもの調子に戻り、ニヤリと笑う
「何がしたいか?日本のこと心配してるだけだって」
「それに…」
アメリカは少し顔を近づけ、囁くように
「お前が抵抗してるの、可愛いんだよ…笑」
そう言って、日本の顎を軽く持ち上げた
「…やめてください…ッ/」
日本は顔を赤くして、アメリカの手を離そうとするが、熱のせいか力が上手く入らない。
「そんな抵抗すんなよ」
アメリカは不貞腐れたように言い、日本の唇まであと数センチという距離まで顔を近づけた
日本の心臓はドキドキと早鐘のように打ち始めた。嫌だと思っているのに、アメリカの顔が近づくにつれて、何故か少し体が熱くなっていく。
「…やめて」
やっとの思いでそう言うと、アメリカは少し意地悪そうな笑みを浮かべた
「…ほんとに?笑」
アメリカは笑いながら、更に顔を近づける
「…ッ」
次の瞬間、唇に柔らかい感触が触れる。そして、直ぐに唇を離し、
「…本当は深い方やりたかったけど、、今はやめとくわ」
アメリカはそう言って顔を離した。しかし日本の顎は掴んだままだ。
「…でも、勘違いすんなよ。俺は本気だからな?」
アメリカは日本の耳元で囁いた。その言葉に、日本はゾクリと体を震わせる
「…っ、」
日本は何も言い返せなかった。アメリカの強引さと、時折見せる熱っぽさに、どう反応していいのか分からなくなっていた
「あ、俺お粥作ってくる。日本では風邪ひいた時食べるんだろ?」
さっきの色気とはかけ離れた、自信満々なドヤ顔を見せる。
「えあ…っ、は、はい…?」
日本は急な変化に戸惑いながらも、引き受けてしまう。
「じゃ、なんかあったら呼べよー!」
そう言って、アメリカは部屋を出ていった。
残された日本は熱を持った頬を抑えながら布団に倒れ込んだ。
あの調子のアメリカに、日本はいつも振り回される。
(あの人、ほんとに何考えてんの…)
日本の心は複雑な感情でいっぱいだった。
コメント
5件
ありがとう御座います😚今日もうまうまです((殴
あのー息子が起きてるのエロ見せるのやめてもらっていいっすか?(ひろゆき構文(ちゃっかり自○ー