テラーノベル
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「ぅ”ぁっ、ぁ、ぁ、」
ぷしっと何らかの液体が飛び散る。
「もういったんですか」
舌を親指で弄ばれ、余計に喋れなくなってしまう。
先程の快感から逃げられず、ただ彼のシャツを握ることで精一杯だ。
「筑紫君だけ気持ち良くなるのは不公平だと思いませんか?」
親指が透明な糸をひき、口から離れていく。
「っぁ…ごめ…なさ…」
この間も彼の精器は中でだんだん大きくなっている。
「せ、…んせ。おろして…」
萩谷の上に乗っていることも、彼のモノが入っていることも全てが恥ずかしい。
「…しょうがないですね」
意外なことに、了承を得られた。
ホッと胸を撫で下ろし、彼の腕力に全体重を預ける。
「ッ~~~~、!!?」
先程よりも大きな快感が全身を包む。
「ぁ”ッ、ひ…な、んれ」
腰をガクガクと震えさせながら彼のシャツを掴む。
「俺が満足するまでは解放しません」
そう満面な笑みで答える萩谷への怒りは最高潮に達している。
だが今はそれどころではない。
「っう”~~…」
「ほらほら、一生このままですよ〜」
達したばかりのはずなのに、もう大きくなってしまっている先端部分を指でグリグリと押される。
どうにかして、快感から逃げようと身をよじれば中に入ったままの精器があたってしまい
再び白い液体が飛び散る。
「ぅ”ぅ…っ」
それまで上半身に入っていた力も抜け、彼の濡れたシャツに顔を突っ伏すしかなかった。
ふと、何らかの液体でヌメヌメとした人差し指と親指に頬を掴まれた。
そのまま顔を上げられ、汗で髪が張り付いたおでこにキスをされる。
「お仕置です」
「足を床につけて」
彼に言われるがまま体を動かす。
「腰を上げて」
「っ…ん、」
ずっと入っていたモノが抜け、それまで感じていた感覚もなくなった。
「下げて」
「え…」
「腰を下げてください」
「むり、…です…」
次の瞬間、肩を押され再び快感が全身をめぐる。
「お仕置と言ったでしょう。
口答えができると思わないでください」
「ッ”、ご め”にゃ さぃ…っ」
また頬を掴まれる。
「口よりも腰を動かしなさい」
いつもとは違う口調に恐れる反面、気持ちが昂ってしまっている自分がいることに驚いてしまう。
萩谷のことを本気で怒らせる訳にもいかないので、下半身に力を込め先程腰を上げたのと同じ動きをする。
「っは…ぁ」
自ら腰を下げ、自分の体重で感じる。
「遅いですよ。これじゃあいつまで経っても達せません」
「ぅ”っ…」
一刻も早くこの男から解放されたいが為に、苦しいが腰の動きを速めることに全てをかける。
「ぁ”っ、ぁ”ぅッ 」
「そう、上手…」
何度もイッているせいで彼のシャツは液体でぐしょぐしょだ。
しかし、そんなのに気を使う余裕もなく発情した犬の様に腰を動かす。
次の瞬間、中に温かい液体が広がった。
そのことに安堵し、全身の力が抜けてしまう。
ふと、汗で湿った髪に温もりを感じた。
「頑張りましたね」
「ん…」
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~翌日(帰りのSHR)~
「起立、気を付け、礼」
「「さようなら」」
「うぃ〜そうた〜」
「ん…こう、何だよ」
近藤紅華(こうか)。
垂れ目、男にしては長い黒髪が特徴の少年。
家の2軒隣に住んでおり、小さい頃はよく遊んだ。俗に言う幼なじみである。
「一緒に帰ろ〜ぞ」
「矢島はいいの?」
「アイツ彼女作りやがってさ〜、俺の事はポイ捨てだよ。ポイ捨て〜」
泣いたふりをする江華。
どいつもこいつも何故に、こう肩に手を回してくるのか。とても重い。
「まぁ、そういう事なら…」
「まじ〜?やった〜。ぁ、でもさ」
それまで笑っていた筈なのに、気付けば真一文字にされた彼の唇が耳近くにあった。
「萩谷はいいの、?」
「…は ?」
「まぁー、駄目でも連れてくけどね〜」
連行だ〜と左手首を掴まれ教室の出口へと誘導される。
その間、萩谷と目が合ってしまった。が、気まずさからすぐに目を離した。
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「っなぁ、どういうこと…!?」
「なにが〜?」
「なんで先生の名前が出てくんだよ」
校門を出たあたり。江華の進む速度が緩んだので、それまで掴まれていた左手を振り切ろうと力を入れるが向こうの力の方が強いため振り切れない。
「なぁって_」
「今日親いないんだ〜」
「はぁ?」
「だからぁそうたん家行く〜」
無理くり繋いだ手をブンブンと振る。
「…こう、ウチこっちじゃない」
「あ、そうだった」
そういえば、彼は極度の方向音痴だったんだ。小さい頃もよく冒険と称し、近くの商店街に行き
いつも江華のせいで迷子になっていた。
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「お邪魔しま〜す」
「江華君?久しぶり〜!」
母がスリッパを用意する。それに江華がお礼を言い、足を通す。
「そうたの部屋どこ〜?」
「2階」
「案内しろ〜!」
仁王立ちで命令する江華。王様にでもなったつもりか。
「…なんでそんな偉そうなの」
「俺は〜偉いから」
そう、彼は訳の分からない理由で威張る。
そういえば小さい頃も似たような感じだった。
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「おじゃまむし〜」
「何だよそれ」
扉が完全に閉まったことを確認し、先程母親から貰ったジュースとお菓子が乗った盆を小さな机に置いた。
「…さっきのことなんだけど」
「んむ?はっき?」
首を傾げる彼。
クッキーを頬いっぱいに詰め込んでいる。
「…先生のこと、」
「ぁ〜、あれね。ちょっと待てよ〜」
スクールバッグの中身をゴソゴソとあさる。
しばらくすれば、携帯電話を持った彼の右手が顔を出した。
「お前学校にスマホ持ってってんの?」
「俺以外も持ってきてるよ〜」
慣れた手付きで数字を入力する。
「じゃ〜ぁ、問題で〜す。これはいつ撮ったものでしょ〜うか」
そういうと、彼はズイッと画面を顔近くまで持ってくる。
それには動画が流れていた。
『ぅ”ぁっ、ぁ”、~~~~っ』
「は……」
「っ何だよこれ…!!?」
急いで手を伸ばすも、江華に防がれてしまい動画を止めることはできずに、画面の中の颯太は喘いだままでいる。
「止めろよ!!」
「なんで〜?ほら、こことかよく撮れてるでしょ」
「ふざけ_」
再び彼のスマホを奪おうと手を伸ばす。が、今度は捕まってしまった。
「びっくりだよね〜、忘れ物取りに行ったら幼なじみと担任が教室でセックスしてんだもん」
「離せよ!!」
掴まれた腕を解こうと暴れるが、それを制し、後ろにあったベッドに押し倒される。
その上に彼が覆いかぶさってきたので逃げる術が無くなってしまった。
「ん”っ、ん”〜ッッ!!!」
無理くり唇と唇を合わせてくる。 歯が当たって痛い。
数秒後、彼の唇が離れた。
「っ、おま_ッんん”」
口を開けば舌が潜り込んできた。
先程クッキーを食べたからか、甘い舌が絡んでくる。
「ッはぁ…、。…んで泣いてんの、?」
彼の目から落ちた雫が頬を伝っていく。
それを隠すように、頭をグリグリと押し付けられる。
「…おれさ、っ颯太のこと好き…小さい頃から、ずっと」
しゃくり上げながらそう口にする江華。
シャツが彼の涙で濡れていく。
「だけどさぁっ…みなみちゃんのこと好きって…言ってたし…俺が颯太のこと好きなのはおかしいのかなっ、て……ずっと我慢してた…
なのに…っ、男と セックスしてんだもん…なんで、なら俺でもいい、っじゃん…
ずっと、ずっと…お前のこと好きだったのに」
「みなみ…って…幼稚園の頃じゃん」
「そうだよ”ッ!!その頃からお前のこと好きだったの!!!」
真上にある彼の顔は涙と鼻水とヨダレでぐちゃぐちゃになっている。
「ねぇ”ッ、…俺じゃ、ダメなの…?」
「…時間が、欲しい」
今この場で精一杯考えて出したその言葉に、彼は諦めたように体を離した。
床に置いてあったティッシュを渡す。
「…ありがと、ごめん」
「ん、俺も」
「俺、帰るわ。またなー」
「ん」
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独り言(言い訳(?)です
渚さんもそうだけど皆すごい性格が変わります。
そしてそのことに1番びっくりしてるのは私だと思います。
皆思い通りに動いてくれない泣
こいつら意思持ってます泣泣
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