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ちーず
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貴方は…この人の為ならなんでも捧げられますか?
悪魔にだって…代償を払う覚悟はありますか?
目の前には、黒い服を着た女性がいた
俺の腕には、仁の死体があった。
犯人から俺を守るために…仁が犠牲になった。
瑠「当たり前だ…仁の為ならなんだって差し出してやる!!」
覚悟は決まってた…だから…大丈夫
俺の返答に女性は満足したのか、不気味な笑顔をつくった
?「よろしい…ならば、貴方の感情を代償に司波仁を救いましょう」
瑠「感情……?」
?「えぇ…感情が無くなれば、なにをしても悲しくも、嬉しくも感じない。あるのは、無です。」
瑠「…………」
正直…怖い…でも……仁を失う方が怖い。
瑠「わかった……俺の答えに変わりは無い。仁を生き返らせれるなら…そんなものいらない!!」
女性は俺の方に手を出してきた。
?「それならば……貴方に、神のご加護があらんことを」
女性がなにかを喋ったと同時に、俺と仁は謎の光に包まれた。
ーーーー
仁視点
目が覚めたら…病院にいた。
近くにはおっさんが椅子に座っていた。
仁「おっさん…」
俺の声に反応したおっさんが読んでいた本を閉じた。
杖「体に変化は無いか?」
仁「大丈夫だ…なにがあった…」
杖「銃に撃たれたんだ」
おっさんからの説明を聞いて思い出した。
あの時の一部始終を…
瑠衣の目の前で…俺は……
瑠衣に負担をかけたんじゃないのか…
そういえば…その瑠衣が見当たらない。
仁「おっさん!瑠衣は何処にいる!!」
杖「瑠衣は…」
仁「無事なのか!!?」
杖「体に外傷は無い…ただ……」
仁「ただ……なんだ?」
杖「事件からのショックか…感情が無くなったんだ」
仁「感情が……?」
あんなに…うるさくて…元気な瑠衣が?
杖「起きた時…ただ…ぼーっと壁を見ていてな…仁が目覚めるまで…表情が変わっていなくてな」
仁「瑠衣……は、何処にいる!」
杖「今朝、精神科の方に移動になった」
俺は、ベッドから足を出し、繋がれていた点滴を抜く。
点滴を無理やり抜いたせいで、血が垂れる
杖「なにしてるんだ!」
仁「瑠衣に会いに行く」
杖「無茶を言うな、お前も数日寝たきりだったんだ」
仁「だが!!……っ」
杖「気持ちは分かる…だが、まずは自分の体調を優先しろ」
手に力が入る…爪が手に食い込む
分かっていたことじゃないのか…瑠衣の目の前で…死ぬような真似をして
仲間を助けたんじゃない…追い詰めたんだ…俺は……
こんな自分に…腹が立つ
ーーーー
瑠衣視点
感情が無いって…想像と全く違った。
なにをしてもなにも感じない
つまらないとも楽しいとも感じない
考えることが出来ない……あれ?…そもそも
俺は…誰なんだ?
分からない…分からない……ずっと…暗い場所にいるような感覚…
光も音も…道も無い……
仁を助けるために…選んだ道だ…後悔はしてない…でも……
でも……
コメント
6件
ううう(泣) すごく重い話だったけど良かったです 次回も楽しみにしています
貴方の為ならなんでも差し出しましょう…それが、私なりの愛なのですから……