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死ネタがあります。

苦手な方ここでブラウザバックお願いします。

それでは レッツゴー !




( 10話 )  【最終回】




初兎 :「やっと、ッ」

悠佑 :「初兎~置いてくで~?」

初兎 :「ごめん、!今行く!」


助けられる可能性が、まだッ、、!



初兎 :「悠くん海入らへんの?」

悠佑 :「俺は荷物見とかなあかんから笑」


ここは悠くんを1人にしない …ッ!


初兎 :「そっか、じゃあ俺も一緒おる!」

悠佑 :「え?遊んできてええよ?笑」

    「来たかったんやろ?海」

初兎 :「そうやけど…少しだけ!」

りうら :「ないくんないくん!あっち見に行こ~!」

ないこ :「おー!魚見つかったらいいね笑」

初兎 :「あ、」


悠くんだけじゃダメや 。

りうらも助けなあかんのやから ッ !!


悠佑 :「ん?初兎どうかしたか?」

初兎 :「いや、なんかあそこに水上バイクが、!」

周り全然見えてなかったあの日とは違うんや、ッみんな助けるッッ

初兎 :「りうら!ないちゃん!」

りうら :「ん?」

ないこ :「どうしたの??」

初兎 :「今そっち行ったら危ないから戻ってきて!」

悠佑 :「俺海の家の人に伝えてくる、」

初兎 :「悠くんッ、!」

(咄嗟に手を掴む)


初兎 :「嫌や、ッ行かんといてッポロポロ」

悠佑 :「初兎、?」



もう何度目か分からない過去と未来のループ


優しい悠くんはいつも誰かを庇う。


初兎 :

だからッもう1人でどこかに行かないでよッ


初兎 :「もうッ失うんは嫌やッポロポロ」

悠佑 :「何の話や、、?」

初兎 :「僕が行く、!」

    「やからみんなはここにおって、!」

    「絶対5人一緒におってな?」

悠佑 :「でも、初兎、!」


初兎 :「ええからッ、!お願いやからッ…ポロポロ」

「変えれるチャンスやねんッッ!」

「もう二度とッ誰にも死んで欲しくないねんッポロポロ」

他メン :「…、」


黙るみんなを背に海の家へ向かう僕

一番最初に貰ったボタンを握りしめて


初兎 :「未来ッ変えれたでッポロポロ」


僕は海の家の人に報告し、避難を促した

その後被害はなく怪我人が出ることもなかった。


…だけど

みんなの姿はどこにもなかった

鳴り響く警告音、その時ハッとした。

ここは作り上げられた過去なのだと。

戻る方法はボタンを押して未来に戻ること。

過去に戻る度に言われた。


過去を変えすぎないでくださいね。


このボタンを押せば未来に悠くんはいるだろうか、みんな、笑ってくれてるかな。


『初兎ちゃんッッッッッ!』


初兎 :「いむ、くん、?」

ほとけ :『早くボタンを押してッ!帰ってこられなくなっちゃう、!』

初兎 :「でも僕、ッまだ悠くんが助かったの、見てないッッ!」


『戻ってくるって

      約束したでしょッ!』

初兎 :「は、ッ」

ほとけ :『お願いッッポロポロしょうちゃんッポロポロ』


僕はここに何年居たのだろう。

悠くんを救うことそれだけを考えてきた。

残された人の気持ちなんて僕がよく分かっていたことなのに、ッ忘れてた、


早く帰らなきゃ …ッ!


【システムが終了します】


ピッ 凸





「~っん、!」

「~ちゃん、!」


誰かが僕を呼んでる、?


ほとけ :「初兎ちゃん、ッ!」

初兎 :「ん、?いむくん、?」

ほとけ :「ッ!!ポロポロ」ぎゅっ

僕はいむくんに勢いよく抱きしめられた

初兎 :「おわ、?」

ほとけ :「遅いよッッポロポロ」

初兎 :「悠くんは、?」

ほとけ :「…あにきなら大丈夫だよ。」

初兎 :「ッッ!ポロポロ」

    「やった、ッ、僕ッぼく、ッ…ポロポロ」

研究員 :「初兎さん、お帰りなさい。よく、帰ってきてくれましたッ」

研究員 :「死なないでいてくれてッありがとうございますッ」


僕はいむくんに支えられながら研究室を後にし家へと帰った。みんなの待つ家へと


ガチャッ🚪


初兎 :「ただい、ッおわ、?!」


ぎゅっ


みんなが僕を抱きしめてくれた 


いふ :「おせぇっだよあほッポロポロ」

ないこ :「初兎ちゃんッポロポロ帰ってこないかと思ったッポロポロ」

りうら :「遅すぎなのッ!ポロポロ心配ッしたんだからッポロポロ」

ほとけ :「僕もだからねッ初兎ちゃん、ポロポロ」


初兎 :「みんな、ッほんまごめんなッ遅くなってッポロポロ」


ガチャッ🚪


「なんやお前ら、玄関でなにしとんねん?」


初兎 :「ッ!!!ポロポロ」


大好きな人の声、呆れる顔も、あの日助けることが出来なかったあの手を僕は


初兎 :「悠くんッッ!ポロポロ」ぎゅっ

悠佑 :「おわッ!?」

    「なんや、なんで泣いとんの?!」

   「お前らも、どしたん、!?」


抱きしめて、もう絶対に離したりしないから。


悠佑 :「お前ら、なんやねん笑今日はハンバーグやで~!」


悠くんの優しい声でみんながまた笑顔になる

僕はやっぱり 

初兎 :「悠くんが居らな、な。笑」


悠佑 :

「初兎~?なにしとんの?置いてくで~!」

初兎 :「ッ!笑」


何回も聞いたこのフレーズも、もうあの場所で聞くことはないはずやな、笑


ー約束の時間ー





これにて!

過去と未来を行き来できるようになった世界の物語は最終話となります。

ここまで付き合って頂きほんとにありがとうございました!

番外編もこのお話が好評でしたら書く予定です。

ほんとに最後まで見ていただきありがとうございました !

それでは~ !


ばいばーい!!

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