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元貴: なっ 、なんでいるの ….?
大森: なんでって ….来ちゃだめだった?
俺より少し身長が低いお姉ちゃんが 、自分を見上げると
どうしても上目遣いになってしまう ….。
それが堪らなくかわいい
大森: そもそも同じ学校なんだから当たり前でしょ〜 笑
大森: ….それよりお弁当持ってどうしたの …?
……..これって 、正直に言えば一緒に食べてもらえる …?
でも お姉ちゃんに向かって
「 食べる友達がいません 」 なんて恥ずかしいこと言えない …..っ
俯いた視線を前に向けた時 、目に入ったのは
俺をじーっと見つめるお姉ちゃんの視線 。
……….
元貴: …..食べる人いなくってさ 、一緒にお昼ご飯食べてくれる、?
大森: えっ! もちろん食べよ食べよ …!
元貴: ! ….ありがとうっ
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ひとまずボッチご飯を回避できた俺は 、
お弁当を食べながらほっと胸を撫で下ろす 。
………..これもまたお姉ちゃんのおかげ 。
朝だって崩れてた襟を直してくれたっけ ….。
元貴: お姉ちゃん …何かお礼させて
元貴: お弁当一緒に食べてくれたお礼
大森: そんなのわざわざいいって笑
大森: 私なんもしてないし …..ただのご褒美になっちゃうよ?
元貴: いーや 、したね
元貴: 僕まーじで危なかったからさぁ
元貴: なんかしたい事とかないの?
食べ終わったお弁当に蓋をしながら話す 。
お姉ちゃんは 「 ん〜 」と少し考えから
はっと口を開いた 。
大森: 私は元貴がしたいことがしたい
元貴: ……..。
ドク…ッと鼓動が一気にはやくなる 。
…….こういうところもお姉ちゃんを好きになった理由の一つ 。
元貴: じゃーあ …..駅前の新しくできたカフェ寄りたい
大森: っ …..いいね … !
お姉ちゃんは「 駅前のカフェ 」という言語に
食いつくようにして声をあげた 。