🌟「……先輩っ!」
警察の事情聴取で忙しく中々来れずにいた。
神城瑠衣奈はというと。未成年かと思っていたが留年常習犯で逮捕が決まった。
当然だ。未成年ではなく安心した。
🌟「…オレ、お礼言いたくて。」
胸ポケットからアメトリンのネックレスを取りだし、握りしめる。
🌟「…刺されたんですよ笑。だけど、先輩のおかげでピンピンしてます!本当にっ、本当にっ、ありがとう、ございます、」
アメトリンがきらりと輝く。美しく反射しており、見入ってしまった。
🌟「あ、れ、」
目が…離せな、
?「…天馬、くんっ、」
🌟「へ、」
目の前で声がする。これは宝石から…。
🎈「もう、」
🌟「せんぱっ、、」
ふわっとしたお花の匂いが体を包み込む。
🎈「ごめんね、待たせちゃったかな、」
🌟「ゔゔゔぅぅ、」
ネックレスがベットの上に落ち、ようやく気がついた。これは宝石のおかげでも夢の中でもない。
🌟「ほ”ん”ッッッッ、も”の”ッッッッッッ、 」
🎈「ふ、ふふ。やっと、だね、」
暖かい。体温を感じる。細い管が体にあたって少しくすぐったい。
🌟「ば”か”ッッ、る”い”っッッッッ」
🎈「あはは、」
🌟「ゆ”めじ”ゃな”い、??」
🎈「うん、夢じゃないよ。僕は変わらず、ここにいるよ。」
🌟「〜ッッッッ!!」
窓から差し込む陽の光に眩しくも思う。たが、今はそんなことよりも目の前にいるアメトリンに甘えていたかった。
🌟「もう大丈夫ですか?」
🎈「うん、」
こちらを覗き、不安そうに見つめてくる。久しぶりだ、この感覚は。
病院の庭に2人で並ぶ。先輩はずっと寝てたこともあり、足腰が衰えていた。なので、車椅子だ。
🎈「久しぶりの外だぁ。懐かしく感じてしまうね。」
🌟「ですね、凄く嬉しいです」
今日は暖かく晴れていた。晴天だ。桜も段々散っていき、緑の葉がついている。
🎈「綺麗だね、」
🌟「そうですね、」
この1ヶ月半は長かった。進級してから突然起こった出来事。流石に体がもたないなぁ。
🎈「…………寺田くんは、」
目を丸くし先輩の方を見やる。尋常じゃないほど手が震えている。それを包み混むようにして、ぎゅっと握る。
🎈「っ、」
🌟「大丈夫です。今は逮捕されて刑務所ですよ。」
🎈「……そ、っか、」
優しく微笑む。どこか少し不安そうで、。
🌟「あ、アメトリン。助かりました。」
🎈「え?」
🌟「刺された時に胸元にあって助かったんです。少しかけてしまったけど、。」
首から外し眺める。本当に綺麗なネックレスだなぁ、。
🎈「…..ネックレスの意味知ってるかい?」
🌟「へ?、意味あるんですか、?」
🎈「ふふふ、知らない方がマシかもね」
ニコッと笑う顔が眩しい。意味があるのか、気になるな、。……よし。
🌟「そ、その。約束、今お願いしていいですか。」
🎈「あ、え?、ってうわぁ!?」
車椅子に座っていた先輩を抱き抱え、横抱きする。所謂、お姫様だっこ。
暖かい草むらに優しく下ろす。
🎈「ま、まぶしいっ、」
🌟「……」
🎈「え、ちょっとっ!?///」
日を遮るように先輩の顔を覗き、押し倒したような形になる。
🎈「ここっ///、外だよっ!!///」
🌟「破廉恥なことはしませんので」
🎈「は、はれんちっ!?///」
反応一つ一つが可愛すぎる。何だこの生き物。頬を触る。
🎈「んっ、///」
可愛い声が上がって鼻血が出そうだった。顔は真っ赤だ。
🎈「てんま、くん、?」
🌟「すぐ終わりますよ」
🎈「な、なにするの?///」
まぶしい。ひと呼吸おき、
🌟「ネックレスの意味、Speak《言って》」
Commandを吐き出した。
🎈「は、ひっっ!?////」
予想が出来ていなかったのか、目を丸くしいる。起きて早々悪いとは思うが気になって仕方ないから。
🎈「えっっ///、とっ///、」
タジタジで目が合わないな、。
🌟「ゆっくりでいいですよ?」
耳は真っ赤になり、ピアスがきらりと輝いている。
🌟「無理なら…、」
🎈「_____ない、で、」
🌟「む?」
とてつもなく小さい声で聞き取れない。黙って見つめていると消え入りそうな声で、
🎈「…はな、れない、で、///」
そう聞こえたのだった。
🌟「なッッッッ!?/////」
あまりの迫力に圧倒される。まずい、このままじゃ止まれなくなるッッッッ、!
そ、その前にッッッ、
🌟「よ、よくできました、!」
🎈「ん、えへへ、///」
頭をそっと撫でれば、嬉しそうに頬を擦り寄せてくる。…か、か、かわっっ、!?
🎈「や、やくそく、…わすれて、ない…から、ね、///」
🌟「〜ッッ!///」
🎈「…ふわ、ふわ、するなぁ、///」
🌟「へ、??」
嘘、だ。Sub space…、!?Command1つで、。
そっと頭を撫でれば、肩を震わせた。気持ちよさそうだ。
🎈「あ、れ、?///」
🌟「また今度、聞いてくださいね、」
胸あたりをポンポンと優しく叩く。目が段々と閉じていき、眠そうだ。
🎈「いや、いやらぁ、///」
🌟「離れませんよ」
🎈「ほ、んとにっ?///」
🌟「あぁ!」
小指をそっと握る。
約束。_もう1人になんてしないぞ。
コメント
6件
わあああ!!最終回お疲れ様でした!!🍵♡ほんっっとにストーリー良すぎるし、めちゃめちゃお気に入りです🥹♡こんなに良いストーリー作れるのomemeさんだけってくらい凄いです…!!💞
前作の「先輩とオレだけの秘密」からomame様に出会ったものです!! 伏線・表現の仕方、全てにおいて、完成度やクオリティーがとても高く、表現力の天才か…!?と思い、毎話読ませていただいていました!☺️☺️ omame様の作品は本当に全部大好きで、何回も繰り返し読ませていただいております!! 長々となってしまいましたが最後に一言だけ言わせてください! 最終回お疲れ様でした!!!
完結おめでとうございます! 類くんが目を覚まして良かったです!! 是非ともお二人で幸せになってください…🙏🏻 あと、フォロー失礼します…!