すち視点
マフィアの二次組織に入ってから、半年だった。首領様からの脅しがどんどんエスカレートしていた。初めは、マフィアに入らないとお前を殺す~くらいの内容が、最近は家族を人質に取って、今日中にこの任務終わらせないと此奴がどうなっても~みたいなことが続いている。どうしてこうなったのかは大体予想がつく。
st 「あ…みこちゃん!」
mk「うわぁ!すちくん!」
俺とみこちゃんは母校が同じ、中高一貫黄緑学園体育専門学部だ。基本的に体育技術を学び、生徒は優れた身体能力を身につけることが出来る。その代わり、裏社会に目を付けられ易い。俺も中3の頃からマフィアの誘いを受けていたが断り続けていた。だから最終手段として脅したのだろう。
mk「今日も任務いっぱいなんかなぁ。」
st 「そうだろうね~。」
優秀である限り、任務が多い。少ない時と多い時で差が凄い事になる。そんな俺達でも、娯楽がある。嫌な事を忘れられる貴重な時間。大切な人。
rn「みこと~!こっちだぞ~!」
mk「うわぁ!らんらんや…!すちくん、また後でな!」
みこちゃんにはらんらんがいる。素敵な恋人だなぁなんて考えてると、
hm「すぅち!」
暇ちゃんが来てくれた。一緒に話していると、あっという間に時間が過ぎてしまう。秘密にするように言われていたが、もう限界だ。俺は、首領様との事について助けを求めた。暇ちゃんは、
hm「わかった。任せとけ!」
と言い、行ってしまった。大丈夫かなぁ…
暇72視点
オヤジの野郎、ふざけんなよ。マジで。俺のすちにちょっかいかけやがって。
hm「マジ死ねよ。」
ks 「なになに!殺人の事ならばこさめにお任せあれ!」
ir 「うるせぇ」
なんで此処にいるんだ?…まぁいい。此奴らも連れてくか。
hm「今からオヤジんとこ行くんだけどお前らも来るか?」
そう聞くと、2人とも黙り込んでしまった。そこから顔を見合わせた。
ks「良いじゃん!行こ行こ!」
ir 「何があったかしらねぇけど、俺も付いてくぞ。」
そうこなくっちゃ。オヤジは特別強いわけじゃないし護衛も付いてない。だから簡単にとっ捕まえてしまった。後は拷問のお時間よ!早速始めようとした時、
st「暇ちゃん!」
俺を呼ぶ声が聞こえた。
コメント
2件
ボスめッッッッ((( 今日も神作すぎませんか!?ありがとうございます!!(?)