コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
麗華はある旅館の令嬢であり世界的に見ても彼女の父はすごい大金持ちである
麗華は学校でも容姿端麗でとても性格の良い子でクラスメイトからも好かれていた
しかしある日父が突然失踪し弁護士が家に来て
俺が失踪、亡くなった場合、全ての権限、
全ての財産をお前に譲る。
旅館の経営方針も全てお前が自分で考えろ。
俺がやっていたことは、全てなかったことにねなる。
1からお前が考えるんだ。
ビジネスは交渉だ。
もしもこの財産が盗まれることが、あれば
その盗んだやつは世界を変えるだろう。
盗める期間は半年それ以降は完全に麗華のものとなる。それまでは耐えろ。
そして手紙と共に一本の鍵が入っていた。
おそらくこれが金庫の鍵なのだろう
そして次の日学校に行くと、通行人の目
皆の目が変わっているように感じた。
なぜこの情報がばれているのか麗華はわからなかったが、実はメディアが発信していた。
そのためどこの大企業も普通の人間も麗華が
鍵を持っていることもわかるのである。
一日で全世界の人間が敵となった。
クラスの人間は目は変わるものの態度は変わらずそれはとても気持ち悪いものに思えた。
そして帰り道、
麗華は迎えの車を待っていたがなぜか来ない。
徒歩で歩いていると突然男に追いかけられた
そのため麗華は走って逃げる。
麗華の所有物であるホテルがあったためそこに逃げることにしたが、
その男もついてくる。
そしてやっとの思いで部屋に着くと同時に
男に捕まってしまた。
鍵を狙っているに違いない必死に鍵を守った
男も鍵を出せと無理やり胸元にかけてある鍵を引っ張り出そうとしていた。
男は旅館に飲み物類を全て提供する会社の作業服を着ていた。
父が亡くなり経営方針が変わり仕事がなくなると焦って鍵を奪いにきたのだろう。
あーあ。なんて惨めな世界なのだろう
鍵なんか取られた方が楽なのだろうか
いや、だめだ。旅館のみんなの顔が浮かんだ。
みんなの仕事はどうなる?私が鍵を取られたら
何十年、父のために旅館のために働いた人の努力が報われない。
その瞬間ある言葉が浮かんだ。
ビジネスは交渉だ。
父にいつも言われ続け手紙にも書いてあった言葉だ。
私が口を開く、
交渉しませんか?
あなたは何が目的ですか?