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何でも大丈夫な方だけどうぞ~
立ち並ぶゲーム専用の💻️
歴代のゲーム機器
机もイスも何もかも専用で
ゲームに特化している
本当は、じろう専用の部屋だが
これからはそうもいかないだろう
f「ええええ、なにここ!
住みたい!」
「アハハハ、ふっかさん?
使えそうな機器ある?」
f「も、もちろん!うちより
最新!ありがとう!」
「興味のある人はどうぞご自由に」
「やった~」
私はソファに座り、手持ちの💻️で
服のデザイン。最近始めたんだけど
なかなか面白い。りょうたが詳しい
から、いつも相談に乗ってくれる。
今も気がついて、隣で見てくれてる
けど……さっくんは気にならない
のかな……フフ、ゲーム好きだもんね
・・・
i「お前、なに考えてんだよ!」
s「え…なに?…」
-あ……うとうとしてた…
え…ケンカ?りょうた?
…様子を見てるのね…
i「こないだ、今日はひかるの日でしょ
って言って帰っただろうが!じゃあ
今は何なんだよ!お前の日じゃあ
ないのかよ。まあさのこと、頬って
おいて!さくま!お前、ゲームの方が
大事なのかよ!」
-ひーくん怒った顔も素敵…
怖いけど笑
「ひーくん?怒った顔も素敵♡
でも、怖いからね。
ありがとう、私のために怒って
くれて。でもね?さっくんは私の
こと、大好きなのよ。」
i「っごめん…だって…折角、まあさと
2人でいられるのにゲーム
ばっかじゃん。逆にまあさは
嫌じゃないの?」
「嫌じゃなくはないけど…
さっくんはね、全部が1番なんだよ
…私もアニメもゲームも動物も
違うベクトルで全部が大好きなの、
総合的に優先したり、それだけが
1番ていうことはないのよ。
色んな大好きのベクトルで
さっくんが作られているの。
だから、大丈夫、ちゃんと大事に
してもらうからね♡
ひーくん、ありがとう、心配して
くれて♡」
w「まあさ、スゲー」
i「…わかった…ごめん
さくま、ごめんな…え?」
s「…ふえ~ん…ポロポロ))」
「さっさっくん?ごめんね?
今度こそ、嫌だった?」
s「違う…違うけど…ポロポロ))」
「……さっくん?ゲームはもう
セーブした?終わりで大丈夫?」
s「う…ん…さっきした…ポロポロ))」
「じゃあ、私の部屋に行こう?
皆は、好きな時間まで大丈夫よ
今日は楽しかった♡ありがとう♡
お休み~また明日ね~」
all-s「あ…お休み…」
・・・
長い廊下を手を繋いで歩く
まだ彼は悲しみにくれている
-傷つけちゃったのかな?
間違ってはないと思うんだけど
「さぁっくん、お風呂一緒に入ろ?」
「え?…いや…ポロポロ))」
「エッチなことしないから!ね?」
強引に浴室へ
嫌がる彼を1枚1枚、なだめて脱がす
真っ白い肌、彫刻みたいな筋肉
隠せない色気、鎖骨のほくろ
-全部、全部私のだ
でも今日は我慢しないとね…
自分も洗いながら、彼の身体も
ゆっくり洗ってゆく
彼のことを想いながら
-さっくんのさっくんは…まだダメか…
「さぁっくん、泡流したら
湯ぶねに入って?頭洗うから」
「う…ん」
-泣き止んだけど…やっぱり
嫌われちゃったかな…
「まあさ…」
-あ…しゃべってくれた
「ん?」
「あの…ありがとう…」
「気にしないで~♡
こちらこそ一緒に入れてうれしい♡」
彼の肌がだんだんピンク色に
なってきた
-ふわ~エロ過ぎない~?
ズルいズルい
「さっくん、もう、でようか?」
「うん」
着替えさせて、
歯磨きをしてもらいながら
ドライヤーをかけていく
-ふわふわだな…かわいい♡
「さっくん、お水飲む?」
「うん」
-よしっ
「さっくん、一緒にベットいこう?」
「え…」
「いや?」
「いやじゃない…」
先にお布団に入り彼を待つ
-こっちむいてくれるかな…
素直に私の顔を見ながらきてくれた
-よかった…さっくんかわいいなあ♡
キスしたらおこるかな
彼の暗色の瞳をみながら
時が過ぎる
「まあさ…」
「うん?」
「俺のこと、好き?」
「うん、…好きだよ♡」
「ありがとう…俺も好き♡」
-よかった…嫌われてなかった
「あのさ…」
そこからは、堰をきったように
話をしてくれた
学校のこと
お仕事のこと
先輩のこと
早くデビューしたいこと
まだデビューは無理だと
言われたこと
ひーくん達との同盟のこと
ダンスのこと
アニメのこと
嫁達のこと
ゲームのこと
今日行った動物園のこと
大撮影会のこと
相思相愛になれてうれしかったこと
ポロポロと溢す涙と一緒に呪いが
少しずつ溶けていく
誰かが言った不用意な言葉が
呪いとなって彼を蝕んでいた
-よかった…この方法が有効だった…
ゆっくりと少しずつ手をかける…
私の愛情を染み込ませながら
呪いを外に出す…もう天でも
廃れてしまっている方法だ…
もう少しだな…
「まあさがひかるにああやって
言ってくれて、すごくうれしかった
でもわかんないけど涙が止まらなく
なって、それでもまあさは俺を
好きだって言ってくれた、
ありがとう…♡」
「こちらこそありがとう♡
私の言ったこと、間違ってなかった?」
彼を信じるために自分にも
言い聞かせていたのだ
そんなに私は強くない
いつもいつも不安ばかりだ
でも…過去に囚われては
ならないのだ
彼らのためにも
自分のためにも
頑張りたい…
「うん!間違ってない!」
「フフ、よかった♡」
「まあさ、キス…したいな…」
「うん♡」
光の戻った彼の瞳に
欲情たっぷりの私が映る
我慢して…目を閉じる
ーキスだけか…
チュッ♡))
-キスだけかあああ
続く