──とある物置に、置き去りにされていた一冊の本があった
その本の題名は、『心を奪うもの』
この本は一時期、【読者の心を奪い去り、見た者を人形と化す呪いの本だ】…と世間をざわつかせていた
しかし、この話はただの都市伝説であり、ただの作り話に過ぎないという結論を出され
その後は、『心を奪うもの』の話は段々と減少していった…はずだった
…最近、こんな噂をよく耳にする様になった
『心を奪うもの』が、再びこの世界へと帰ってきたという…
そして、『心を奪うもの』の新たな情報が明かされたという
───謎の力を持った呪いの本、『心を奪うもの』は
‐第一章∼大いなる破滅∼‐
‐第二章∼太陽の愛∼‐
‐第三章~狩人の誓約~‐
‐第四章∼冬の指先∼‐
‐第五章∼星なき夜∼‐
‐第六章∼凍てつく瞳∼‐
‐第七章∼虚無の呼び声∼‐
───そして、
‐最終章∼心を奪うもの∼‐
の8つの物語に分かれていて、全てが1人の少女をメインとした物語であるという事
見た者の心は必ず、跡形もなく消滅する事
……本当にこの話は、都市伝説なのだろうか…?
この話の真相は、誰にも分からない
──これは、呪いの本の物語
──見た者の心を消し去る、呪われた本の物語である
‐序章∼虚無を呼ぶ者∼‐ Fin
コメント
8件
言っていたのはこれか...もしや私の作品の【あの子の名前】に影響されたのか!?((??? いや、変な事言ってごめんよ...
テンサイジャン…
フォローありがとうございます!! ストーリーすごい…続きも楽しみにしていますっ!!