──とある少女が13歳になった日
少女の誕生日に、少女の父は事故で亡くなった
ただ、少女は両親から虐待を受けていた為
哀しいという感情は、湧き上がっては来なかった
所が、父が死んだ事で母の虐待がエスカレートしていった
苦しい、苦しい生活に少女は耐えきれず、少女は__
ライターを着火し、家に投げ入れた
忽ち家は燃え盛り、其処ら中へと火花が飛び散っていた
少女は炎へ飛び込み、この醜い世界から立ち去ろうと思っていた
__が、出来なかった…いざ飛び込もうと思うと足が竦み、動かなかった
少女は仕方なくその場から逃げる様に去り、警察に自首した
あんな最悪な親と居るくらいなら、捕まった方がマシだと思った
少女が起こしたこの放火事件はニュースにも取り上げられ
少女は話題となったが、数年経つとその話題は掠れていった
その後少女は、少年院へと送られた
‐第一章∼大いなる破滅∼‐ Fin
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