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プルメリアを久しぶりに抱いた夜はこの人生で一番幸せな時間だった。
私は改めてプルメリアに恋をしてお互い本当の意味で両思いになり愛し合った。
想い合う同士の営みがこんなにも素晴らしいものだと初めて知った。
プルメリアとユウリと過ごす日々は自分の人生を180度変えてしまった。
見るもの全て美しく見えて体がふわふわしてしまう。
隣でスヤスヤと眠るプルメリアを永遠に見ていられた。
しかしユウリが起きてくるのを考えるとそろそろ起こしてあげないといけない。
そう思いつつ、本当は起きているプルメリアに会いたいだけかもしれない。
そんな考えを自分が出来ることがなんだかおかしかった。
するとプルメリアが気だるそうに目を開きボーッとしている。
「おはよう」
挨拶をするとこちらを向きみるみると赤くなり布団でその可愛らしい顔を隠してしまった。
しかし頭隠して何とやら……可愛いおでこが丸見えである。
たまらずにおでこにキスをして、ユウリの為にも起きようと言うとすごい勢いで起き上がった!
服を着ていないのを忘れていたようで自分の姿に驚き慌てて隠し恥ずかしがる様子に朝から下半身がゾクッと反応した。
プルメリアの可愛い一面に笑っているとなぜかずっと顔をそらしている。
全然目が合わない様子に昨日無理をさせ過ぎて嫌われたのかと不安になった。
せめて顔を見て話したいと自分の方に引き寄せて話しかける。
顔を近づけるとさらに目をそらされた。
顔を赤くしている様子にお腹の奥がさらにゾクゾクする。
たまらずに目の前の綺麗な胸にキスをすると可愛らしい声を出された。
潤んだ瞳で見つめられると朝なのに止められなくなりそうだった。
すると何故か目をそらしたか本当の事を話され、自分に見とれていたと聞きさらに愛しさがこみ上げた。
少しいじめた事に怒りながらも好きと言ってくれるプルメリアにたまらずにキスをする。
このままでは夜の続きをしてしまいそうになり、必死に自分を押さえ込んだ。
プルメリアが湯浴みをしている間に自分も水を浴びる、かなり冷たい水を浴びないと体のほてりを抑えられそうにもなかった。
少し冷静になり、身支度を整えると、ユウリのもとに向かった。
昨日はかなり疲れたようでまだ寝ている姿にホッとする。
隣に座っていると、ユウリの目が覚めた。
「おとーさま……?」
私に気がつくとプルメリアにそっくりな反応をして思わず微笑む。
可愛い我が子を抱き上げメイドに預けると歩いて湯を浴びて支度を整えてきた。
プルメリアはまだ時間がかかるようなのでユウリに先に料理を食べるか聞くと、私達と食べたいと可愛いことを言ってきた。
「じゃあ今日は外で食べようか?」
「いいの!」
そう提案すると嬉しそうにする。
アルバートにセッティングを頼みプルメリアを待つ間にユウリと本を読むことにした。
昨日、ガラスの置物と一緒に買ってあげたイルカの本が見たいと言うので読んであげる。
そう言えばイルカの妹の話をしていた事を思い出しユウリに聞いてみた。
「ユウリ、妹なんてどこで知ったんだい?」
「え? だってぼくにはいもうとができるよね?」
「え?」
ユウリの言葉に驚くが、その瞳はそれが事実のように話している。
「ユウリは妹が欲しいのかい?」
「うん! おかーさまに似てる子なの、ぼくがおにいちゃんになってまもってあげるの!」
プルメリアとユウリに似た可愛い娘を想像するとなんともいえない気持ちになる。
「おとーさま、ぼくにいもうとくれる?」
「ユウリ……」
純粋に妹を欲しがるユウリだが、それを叶える事を考えるとこの純粋な瞳を直視できなくなり恥ずかしくなった。
「努力しよう」
「やった!」
そう答えるとユウリが喜ぶ。
「だけどそれにはユウリの協力も必要なんだ」
「え、ぼく?」
ユウリは驚くが真剣な顔を向けてきた。
「ぼくなんでもできるよ!」
「そうか、それなら私と一緒にお母様を幸せにするんだ。お父様とお母様がもっと仲良くなればきっと妹が来てくれるよ」
「おかーさまを……」
ユウリは少し考えた後コクっとうなずいた。
するとそのタイミングでプルメリアが支度を整え部屋に来た。
微笑みながら私達に近づく姿は女神のように見える。
いや彼女は私の元に来てくれた本物の女神に違いなかった。