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帰り道
大我:(咲子さんのお芝居良かったな〜…)
大我:(また見に行こう…)
大我は、咲子の演技を噛み締めながら帰宅していた
一方の咲子は…
咲子:ハァ…
デビューを賭けたオーディションで不合格と言われ、落ち込んでいた
咲子:(全然上手くいかない…)
咲子:(もう俳優なんか辞めようかな…)
咲子は俳優としての自信を失いかけていた
そんなある日
大我は1人で散歩していた
大我:(外出ないと気が済まない…)
すると…
??:あなたはなんて素晴らしいの…!
??:これは運命ね!
公園の方から女性の声が聞こえてくる
大我:(えっ…咲子さん?)
公園を覗くと、芝居練習中の咲子がいた
大我:…
咲子:あっ…
咲子は大我を見つけ、練習を中断する
咲子:あなたはこの間の…
大我:…はい…
大我:お芝居止めてすみません。つい咲子さんを見つけて思わず向かってました
咲子:いえ…気にしなくて良いですよ…
大我:すみません…
しばらく沈黙になる
咲子:あの…
大我:はい?
咲子:私…名前聞いてなかったです…
大我:あっ、そう…でしたね…
大我:岩尾大我と申します…。大学2年です。年齢は20歳です
咲子:大学生なんですか?
大我:はい、そうです
咲子:私より年下だったんですね…
大我:そうなんですか?
咲子:私は今24歳なので…
大我:なるほど…
それから2人は、お互いの話を始める