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-stn 視線-
私は14歳の時、元彼がヤンデレなDV男だった。他の人と一緒にいたと言っても殴られたり、行為も犯されていた。
そして、私は自ら元彼に別れを告げ、距離を置くことにした。
その翌日、幼馴染のショッピのところで同居し始めて、その翌月…
shp「せつなー、ご飯食べる?」
stn「いらない、」
shp「水は?」
stn「いらない、」
shp「お前、三日も食べてへんけど大丈夫?それに、学校もずっと休んでいるし…」
stn「全然大丈夫じゃない…ずっと嘔吐してるから飲食できないかも…」
shp「ん、お前熱あるん?」
stn「熱、、?」
ショッピは、私のデコに手を当てた。
shp「…今から病気行くで!」
stn「え、?」
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アニメ病院
私は横になり、隣で立っているショッピは医者と話していた。
sn「犬月さんは、体温が38.5℃でしたね。」
shp「熱っすか?」
sn「はい、他に症状とかありましたか?」
shp「症状ー、?」
stn「最近、吐き気がすごくて…」
sn「それ、妊娠していますね」
stn「え、」
shp「えっ」
妊娠…?私が、、?
sn「あー、もしかしたら妊娠悪阻かもしれないので、一ヶ月ぐらいここで入院してもらいます」
shp「ん、え?は?え?僕たちまだ中学生っすよ?先生に言う時って…」
sn「それはー、保護者に伝えれば大丈夫ですよ」
shp「あの、僕たち施設育ちなんですけど…」
sn「なら、私が学校の方へ連絡します。」
shp「あ、ありがとうございます。あと、彼女の相手に連絡しなくてもいいんですかね?」
sn「ん、」
shp「あ、僕は違います。ただの幼馴染で今の彼氏です。彼女は元彼がDV男だったので僕が預かりました。」
sn「…ま、まあ、彼女さん自身が決めればいいんじゃないですか?」
stn「……」
shp「…そうですか。後ほど、彼女に聞きます…」
私は、絶望でたまらず何も言えないまま、1日が終わった。
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shp「お見舞い来たでー」
stn「…あ、ありがとう」
shp「…、」
stn「…、」
shp「…せつなは、連絡したい?ゾムさんに、」
stn「……絶対に連絡したくない、だってお前殺されるぞ、?」
shp「ええよ俺は。殺されても」
stn「え、?」
shp「せつなのためなら、俺は死んでもええから」
stn「ショッピ…?」
shp「俺さ、ゾムさんみたいに暴力したくないから」
stn「…そうか、」
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そして3年が立った。
息子の「乃江瑠〈ノエル〉」は、3歳になった頃だった。
ノエルは、確実にショッピが父親だと思っていているのが気になるけど…
ne「わんわん!」
stn「わんわんがどうしたー?」
ne「わんわんほしい!」
stn「わんわん飼いたい気持ちは私もあるんだけど…」
shp「…(ニコッ」
なんの笑い…?
stn「無言のまま、私に子育て任せないでくれ」
shp「…はえっ?!あ、うん。」
ne「パパぁ!だっこ!」
shp「はいよー!」
ショッピは、ノエルを抱き上げる。
stn「すまんが、明日の幼稚園、お前が迎えにきてやってくれ。その日、部活で遅くなるかもしれない」
shp「あ、うん。わかった。」
ne「ようちえんやだ!」
shp「幼稚園、行かないと行かへんとだめで?」
そう、ノエルは大の幼稚園嫌いである。理由は、私と離れたくないからだ。
stn「ノエル、また泣くなよ?」
ne「ヤダヤダ!」
shp「…俺、明日迎えにきたほうがええのかな?」
stn「うん、お前がいけ」
shp「はいはい。」
続く