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「それじゃあ、ばいばいしようね
望華」
小学生の頃
私は六本木から引っ越すことになった
「うん…
ばいばい、蘭くんと竜胆くん」
バイバイしたくない悲しい気持ちでいっぱいだった
きっと、この二人も同じ気持ち
「望華、どこか行くの?」
「望華ちゃんはね、お引っ越しするの」
“お引っ越し”
その言葉を聞いて、ふたりは悲しそうに視線をこちらに向けた
「望華、引っ越すの?」
「うん
でも、私たち離れてても友達だから!
これが証だよ!」
二人に見せたのはお揃いのうさぎのキーホルダー
それを見るなり、表情を明るくした
「うん!ずっと一緒な!」
蘭もキーホルダーをポケットから取り出した
「なぁ望華
次会ったら、俺のお嫁さんになって!」
竜胆は私の手を握ってそう告げた
お母さんたちは微笑ましそうにその光景を見ている
「おい竜胆!
望華と結婚すんのは俺だし!」
「いつも兄貴ばっかじゃん!」
「まぁまぁ、二人とも」
「それじゃあ、灰谷さん
そろそろ行きますね」
「はい、また会えたら」
お母さんに手を引かれる
私はあわてて蘭くんと竜胆くんに手を振った
悲しいけど、きっとまた会えるよね
またいつか、あの公園で
───────···
「おかあさーん、荷物ここでいい?」
「あぁ、それは望華の荷物だから好きな部屋に置いてていいよ」
「はーい」
タワマンなので景色が綺麗そうな部屋を探す
「お、ここいい感じ」
高いビルが建つここ、六本木
そう、私は六本木に帰ってきたのだ
お父さんの転勤で、渋谷の高校から六本木の高校に行くことになった
あ、もちろん入試は受かったよ
頭のいい高校だから、前よりかは難しくなるだろうけど頑張ればいける
窓を開けて、六本木の町を眺めた
懐かしいな~なんて思っちゃったり
「二人とも、元気にしてるかな」
六本木の帰ってきたってことはもしかしたら蘭くんと竜胆くんと会えるかもしれない
覚えてくれてるといいな
「望華ー!この荷物リビングに持ってって!」
「はーい!」
新しい生活も、楽しめそうな予感
あぁあ、、、、
今日学校で友とどんな物語にしようか話してたらぁ?
「マイキー総受け」ってなって
書こうとしたGA
シチュエーションが
思いつかないので
夢女子の望華(もか)ちゃん、望華ちゃんよ
望華ちゃんって名前は
リア友から引いた☆
引いた☆
引いた☆
引いた☆
ちょー引いた☆