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一日のドタバタが落ち着き、リビングでは幼い3人がそれぞれの時間を過ごしていた。
どぬは、えとさんの隣に座って、もふくんが買ってきた動物図鑑を真剣な顔で眺めている。知らない動物を見つけるたびに、「えとさん、これなに?」と目を輝かせながら質問している。えとさんも優しい笑顔で一つ一つ答えてあげていた。
ゆあんくんは、のあさんに膝枕をしてもらいながら、じゃっぴが持ってきたお菓子を幸せそうに食べている。隣では、るなちゃんが寝ているヒロくんの傍らで、静かに絵本を読んでいる。
「ねえ、なんでみんなは大きいの?」
突然、ゆあんくんが口を開いた。その問いに、リビングにいた全員がハッとする。
「俺たちは、もう大人だからな!」
じゃっぴが胸を張って答えるが、ゆあんくんは納得いかない顔だ。
「僕も、早く大きくなりたい…」
ゆあんくんのつぶやきに、のあさんはそっとゆあんくんの頭を撫でた。幼い彼らなりに、普段とは違う自分たちの姿に戸惑いや寂しさを感じているのかもしれない。
そんな彼らの様子を見て、からぴちメンバーは改めて、この困難を乗り越えることへの決意を新たにした。早く彼らを元の姿に戻してあげたい。そして、このショタ化の謎を解き明かさなければならない。