テラーノベル
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アルバムに書かれた、
『次の12人へ。』
という文字。
12人は、誰も言葉を発せずに写真を見つめていた。
たっつん「……なぁ」
じゃぱぱ「うん?」
たっつん「これ、どういうことやねん……?」
もふ「俺にも分からない」
えと「じゃっぴ……」
じゃぱぱ「大丈夫。ちゃんと調べよう」
じゃぱぱはアルバムをもう一度めくる。
すると――
パラッ。
次のページには、12人それぞれについて書かれていた。
⸻
『緑のリーダー』
仲間をまとめる者。
迷ったとき、みんなの前に立つ者。
じゃぱぱ「……俺?」
えと「どう見てもじゃっぴだね」
もふ「そのまんまだな」
じゃぱぱ「なんか恥ずかしいな……」
⸻
『桃の甘き者』
甘いものを愛し、仲間を支える者。
のあ「……私ですね」
るな「のあさん、お菓子食べますもんね!」
のあ「るなさん、今それ関係あります?」
るな「あります!」
⸻
『黄色の笑わせる者』
皆を笑顔にし、声を響かせる者。
たっつん「……俺やん!」
シヴァ「自分で言うんだ」
たっつん「書いてあるんやからええやろ!」
⸻
ページはどんどん続いていく。
赤。
黄緑。
白。
黒。
オレンジ。
グレー。
青。
紫。
水色。
そこには、全員の特徴を思わせる文章が書かれていた。
ゆあんくん「……これ、俺たちのこと知ってるみたい」
どぬく「怖い……」
シヴァ「俺のところなんて書いてある?」
もふ「『ふざけることを好む者』」
シヴァ「俺じゃん!」
⸻
最後のページ。
そこだけ、何も書かれていなかった。
じゃぱぱ「……あれ?」
なおきりさん「どうしました?」
じゃぱぱ「最後のページだけ、空白だ」
もふ「……いや」
もふがページの端を指差す。
もふ「よく見て」
そこには、薄く文字が浮かんでいた。
『12人が揃ったとき、最後のページは開く。』
全員「…………」
なおきりさん「12人が揃ったとき……」
うり「つまり、俺たちがここに来ることは……」
えと「最初から決まってたってこと?」
じゃぱぱ「…………」
⸻
その瞬間。
パタン。
アルバムが勝手に閉じた。
るな「ひっ……!」
たっつん「もう帰ろうや!!」
なおきり「まだですよ!」
たっつん「なおきりさんは帰る気ないんか!?」
なおきり「だって、この先に何があるのか気になるじゃないですか!」
うり「……俺も少し気になる」
たっつん「お前もかい!」
⸻
じゃぱぱが立ち上がる。
じゃぱぱ「……みんな」
全員がじゃぱぱを見る。
じゃぱぱ「ここまで来たなら、最後まで調べよう」
えと「うん。じゃっぴについてく」
もふ「僕も」
ゆあんくん「俺も!」
のあ「私も行きます」
どぬく「僕も!」
シヴァ「もちろん」
うり「面白そうだしね」
ひろ「……行こう」
なおきりさん「もちろんです!」
るな「るなも……!」
たっつん「……しゃーないなぁ」
たっつんがため息をつく。
たっつん「俺も行くわ」
⸻
12人が小屋の奥へ進む。
すると、壁に一枚の扉があった。
その扉には――
12個の色付きの鍵穴。
じゃぱぱ「……これ」
もふ「さっきの箱と同じだ」
12人がそれぞれの色の前に立つ。
じゃぱぱ「みんな、自分の色のところに立って」
12人が配置につく。
そして――
カチッ。
12個すべての鍵穴が同時に光った。
扉がゆっくり開く。
その向こうにあったのは――
巨大なスクリーン。
そしてスクリーンには、
今まで見たことのない映像が映し出された。
そこに映っていたのは――
30年前の12人。
そして、その12人の中心に立っていた人物が言った。
『もし、この映像を見ているなら――』
映像の人物が、まっすぐこちらを見る。
『あなたたちは、私たちの――』
そこで映像が途切れた。
全員「…………」
じゃぱぱ「……続きは?」
突然、画面に文字が浮かび上がる。
『明日の朝、もう一度ここへ来てください。』
そして、その下に――
『今度は、13人で。』
全員「…………え?」
コメント
1件
うわ……この展開、めっちゃ好きです。アルバムに一人ひとりの特徴が色で書かれてるの、運命的でゾクゾクしました。「12人が揃ったとき、最後のページは開く」ってフレーズ、なんかもう全部仕組まれてた感があって鳥肌…。そして最後の「13人で」って何!?誰が増えるの…気になりすぎて今夜眠れないかも(笑)次が待ち遠しいです🌙
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#ご本人様には関係❌
yuna🍑
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