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赤×黒(女)
殺し屋してたら好かれた件
人気がなくなった閑静な住宅街に現れるは、鬼赤の殺し屋。
それを見たものは全員殺されるため誰も顔も姿も性別さえも知らないという。
赤「どーも、いい夜だね」
もぶ「は、はっ!?なんで!!セキュリティは完璧なはずっ!!」
赤「あんなんがセキュリティ?笑えない。やっぱゴミはゴミみたいな脳味噌しか持ち合わせてないんだぁw?」
もぶ「お、俺には護衛、もっ、t」
ぐさっ
部屋には大量の血液が取り残されていた。一人の足跡をも残して。
黒「え、っ…、お父様…?」
彼には一つ落ち度があった。この家の一人娘の存在を完全に忘れていたのだ。
赤「あー、あ…。ばれちゃった…」
赤「見つかったら、証拠隠滅しないと、ね?君わかる?証拠隠滅って言葉」
黒「…、」
赤「ねぇ、はっきり言ったらどう?」
黒「あ、ありがとうございました…!!」
赤「…え?」
黒「うち、お母さまがなくなってから新しいお母さまとお父様に殴られてたんです………、きっとこれで、うちはもう縛られないんよね………、?」
赤「ん…、まあそうだけど、君状況分かってる?今君に事を殺そうとしたんだけど」
黒「あなたはうちのこと殺さんやろ?やって”殺そうとした”やもん。今は殺す気ないんやろ?」
赤「…そうだね、無意味に殺すのは俺のしたかったこととは違うし」
赤「少しでも平和に暮らせる人が増えればと思って悪役を買って出たんだ。君を殺すのはお門違い、だよね…」
黒「…あ、いい考えがあります!うちも殺し屋のとこに連れてってくれん?」
赤「…なんで?」
黒「うち…ちょっと、かっこいい人が好きやねん…!やから、気になっとるの貴方のこと!」
赤「そう簡単には入れられないよ。スパイの可能性だってあるし」
黒「いや、絶対せん!!やってうちは貴方にしか興味ないからなー(笑)」
赤「………、頑張れば」
黒「!!はい!」
数か月後、かの有名な、鬼赤の殺し屋に相棒ができたとうわさされたのであった。
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